3の続きです。
杉谷から金蔵寺方面にとり、どこか小塩山への取りつき点を探す。金蔵寺へ至る古道があり、ここの鞍部から尾根に取りついた。三叉路から取りつき口が見つかるだろうと思っていたが、そうもいかず集合墓地のようなところの奥から尾根に取りついた。やや急な支尾根で枝や大木に足を取られながら高度を稼いだ。
下草の無い雑木林の尾根を詰めると、左方から上がってきた谷の源頭に出た。尾根には特に目印になるような人工物はなく、ひたすら北に向いて小塩山を目指す。
独標604m。特に目印になるようなものもなく、通り過ぎてしまいそうな地点だった。
地形図に604mの記載のある独標あたりから先行者の残していったテープ類が見られるようになってほっとした。木々の間から小塩山の鉄塔群が見えるようになってくると、道は東山腹を巻いて林道に出るようだった。
尾根は特にヤブになっていないようなのでこのまま尾根に沿って登り、やや急な斜面を越えると林道に出た。
林道沿いに登っていくと、いつも大原野を通るときにしたから見えている鉄塔が大きくなってくる。山頂台地を回り込むと終点で、奥に御陵の参道が見える。
本来の山頂には行けそうにないので、鉄塔のほうへ行くと山名プレートのたくさんかかった現在の山頂に着いた。
電波塔があるので展望がきくのかと思ったが大したことはなかった。
淳和天皇御陵参道の入り口。この先の石畳は凍てていて滑りそうなのでここで引き返し電波塔のほうへ行く。
電波塔の横にある現在の小塩山山頂。山名プレートがいくつか見られる。古い地形図には、天皇御陵のほうには標高点がなく、こちら側の山頂に640mの記載があった。
少し休憩するが時折強風が吹き、おまけに粉雪もちらついてくるので、山頂は早々と辞した。ここから林道を少し戻り、尾根道を採った。
有刺鉄線の脇を進むと本来の尾根になり、やがて林道に出た。次は、西山団地を目指す。
善峰寺から釈迦岳とポンポン山を経て老ノ坂峠へ5 に続く。
お知らせ
最近、入荷した店舗販売用の商品の一例を紹介します。相変わらず一品ものが多いです。最近化石のほうを充実させていて、今までは東側の窓の向かいに化石コーナーを4段設けていましたが、トイレの裏側に2段確保しました。
新生代の貝化石が主です。ほかにアクセサリー関係で、タンブル磨きを補充しました。個々の鉱物としては、ブラジル産メノウが数点、テレビ石として知られる曹灰硼石(Ulexite)、岩石では、砂質片岩を薄く切った「こんにゃく石」などを入荷しました。
京都亀岡で天然鉱石の販売ならミネラルショップたんくら