4の続きです。
山頂を辞して電波塔の横の尾根を下ると林道に出た。林道に沿って300mほど行った所から尾根道に上る林道との出合いになった。
林道はつづら折れになって大原野に下っているので尾根道のほうへ進んだ。
林道分岐。右下へ行くと大原野へ至る。右端の未舗装へ行くと尾根道に至る。左端は小塩山に至る。
林道は尾根に乗ったところで終点になり、この先は尾根道になった。雑木林の中の緩い登りで、少し行くと580m地点につき、鞍部を越えると三角点のあるピークだ。
580m地点と三角点ピークの間の鞍部を通りかかると傍に石が、どうも流紋岩のようだ。このあたりは丹波の堆積岩が分布しているので脈岩かもしれない。ここを通り過ぎると先に三角点のある鉄塔ピークが見えてくる。
三角点の分岐。倒木のほうへとると三角点。左方へ行くと鉄塔がある。
鉄塔の先に分岐があり、三角点を踏みにいった。雑木林の中を少し登ると三角点に着いた。雑木林の中の小ピークなので山名プレートも少ない。
三角点。「大暑山」と呼ばれるが、小塩山(おおしおやま)との誤認と思われるため(カッコ)した。
山頂はわずかに北側に展望があるのみで、特に見どころもなく少し休憩してから縦走路に戻った。
ここからは西山団地に向かって下っていくだけで、尾根の東側をトラバース気味に道がついていた。運動場の端に小さな径を辿ると団地に降りた。地形図を頼りに大枝ノ山を目指す。工場の多い団地の中で、至るところに自販機が置かれている。奥に別の運動場があり、その先に鉄塔が見えてきた。ここへのアプローチは、脇の広場から取りつき口があった。林道に出ると先に鉄塔があり、敷地のまわりの踏み跡を道標を頼りに進んでいく。「老ノ坂へ」の道標がやっとでてきた。
施設の裏の尾根が若干高くやや平坦な尾根を山頂を探しまわったが、実に平坦な尾根でどこが山頂か分からなかった。分岐付近を山頂とした。
大枝ノ山頂上台地の分岐。雑木林の中の尾根なので展望はほとんどない。
陽がずいぶん傾いてきたので、さっさとやまを下る。急な尾根で出来合いの階段がついていたがあまり意味をなさない。尾根はやがて市境尾根になり、風化の激しい痩せ尾根になった。
痩せ尾根。京都市側は植林されているが亀岡市側は雑木林。少し尾根を下ったところで風化残土の中から水晶を拾った。盤際に黄鉄鉱が分解した枡石がついていた。
痩せ尾根西側のザレ場の水晶。この石以外はあまり大きなものは見つけられなかった。
痩せ尾根を過ぎると再び雑木林の中に入って、右手奥に清掃センターの社屋が見えてきた。しだいに大きくなってくると下りは終わりになり、老ノ坂の林道におりついた。
林道を北へわずかに進むと旧山陰道にでた。
善峰寺から釈迦岳とポンポン山を経て老ノ坂峠へ6 に続く。
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