先日,滝へ行ってきました.
丹波高地の滝は余り見栄えのしない滝が
多いようで,今回は当たりでした.
事前に情報が無く,付加体の鉱床を探しついで
に美山町知井中村から北上してみました.
南の河内谷は奥まで原付で30分以上要する
懐の深い谷で,マンガン鉱床が幾つかあり,そちら
の方は以前に周っていました.
中村の在所から次の在所に入ったところで,滝の標識
が見えました.途中から林道になり,山の地図で谷名を
探したところ「杉波谷」と出ていました.源頭の山が鉢ヶ峰
で,それの近くにあるようでした.
奥の二股の先に道標があり,ここから徒歩のようでした.
現地入口の案内板.
ここから徒歩で.
始め滝は近いような印象でしたが,植林内の径を折り返しながら
登って行くようで,上が見えず途中で引き返しかけてしまいました.
尾根が見えてきて,ほっとしました.
近いように見えて案外ありました.
ふと振り返ると,こんな急な岩場の斜面に付いた道でした.
尾根の乗越に祠がありました.古い峠道かもしれません.
高度感のあるユリ道を進みます.路肩の弱いところは簡易の
橋があって難なく進めました.
しばらくこんな道を進むと,河床が近くなって尾根を回り込むと
川原にでました.右手に建屋があったと思われる土台と,先に
ナメ滝のある小沢,その先の右手に炭焼き窯の跡をみて,遡っ
てきたました.
川床の道.
渓流瀑.
沢を2度ほど渡り,左岸を進むと対岸の簡易の橋の向こうに
道標が見えました.足元に気を取られながらなら道標に気づか
ないかもしれない.
対岸にあるためか気づきにくい.
それなりの大きな滝があるなら,水音が聞こえてもおかしくない
はずですが,道標の近くでもよくわからなかった.水量が少ない
のか,少々不安になってきた.
この谷の右岸に道が付いている.手前にちょっとした滝が架かって
いた.
ようやく見えた滝.奥まで径があるようだが,落ち葉で見えづらい.
滑落に注意しながら,左から巻くと滝の前にでられました.
不動尊の滝.落差はいろいろWeb上で探してみたが,10mと
あるのが多かった.目測ではもう少しありそう.
滝の上部.
滝の下部.
個人的にはもう少し水量があった方が,いいのですが.いつも
訪問した時の間が悪いようで,ただの壁のことが多かった.
今回は少なかったとは言え,拝むことができました.
今回の滝巡りのルートマップです.いつも通りペイントを使用し
フリーハンドで描いています.参考程度に.