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梅谷から鉢伏山と明ヶ田尾山へ1

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 先週に引き続いて、今週は箕面市と豊能町の境界付近の梅谷から、鉢伏山往復と明ヶ田尾山を経て高山に下ってみました。

 車で、梅谷の出合いまで送ってもらい、川に架かる小橋から梅谷に入る。9月の台風18号の影響で、谷が荒れていた。


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荒れた「梅谷」。


 「梅谷」は金属地名のようでこの谷にも勿論鉱山がある。かつては立派な杣道がついていたのだが、荒れていて道が不明瞭になっていた。

 谷は東尾根の西側を回り込み、西側の山腹はガレ場になってくる。左側上方に古い石垣の跡が見え、その上がズリだった。ズリの奥、谷の直瀑の横に

金通(ヒ 金偏に通る)押し坑口が一つあった。


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鉱山の坑口。


 鉱山では基本的に鉱石が少なく大した石は落ちていない。ズリは平坦で、落ち葉が降り積もり大きな石以外は見当たらない。おまけに藪蚊が多く、軽装だったため幾つか蚊の餌食になってしまった。

 蚊に追いつかれないように谷を登りながら鉱石を探してみた。倒木や大岩の多い谷だが、伏流水になっているらしく表面に水の流れは見えない。

 色気のものに絞って登っていると一つ小さな孔雀石を拾った。


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川原で拾った孔雀石。左右約4cm。



 鉱山の坑口は更に谷の上部にもあり、それを越すと普通の川原になり登りも緩くなった。植林内をしばらく行くと分岐になった。


 
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分岐。


 ここから鉢伏山を往復した。道標に書き込まれている地図情報が廃道になっているとか、30m戻って右からとか錯綜していたので、適当に尾根に取りついた。次第に道らしくなってきて、鞍部を乗り越した。

 
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歩きやすい尾根道を進む。


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この先で分岐となった。



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分岐点。ここから止々呂美方面に下れるらしい。鉄塔があるせいか展望が聴く。誰もいない広場でした。


 山頂はどこかと探しまわていると、どうも北西のピーク(コブか?)が高いらしいので行ってみると山頂だった。


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鉢伏山山頂(標高604m)。小さな山名プレートが一つあるだけの静かな山頂だった。昼食はすでに来る前に摂っていたので、しばらく一服して梅谷の分岐まで戻った。


梅谷から鉢伏山と明ヶ田尾山へ2に続く。




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