運動不足の解消のため定期的に山歩きをしています。
前回は探索を兼ねて市内の三郎ヶ岳に登りました。今回は川西市黒川から
上杉尾根を経て、妙見山に至り光明山、天台山を踏んで余野に下ってみました。
車で、妙見口のケーブル入口まで送ってもらい、一度県境まで目指した。峠に池があり、これを越えたところからハイキングコースに入りました。
深く抉られた登山道が八丁茶屋付近まで続き、そこからは緩やかな尾根道に変わった。展望は殆どない尾根で、僅かに大野山方面だけが望めた。
●途中の展望地より黒川が見下ろせた。
尾根が平坦になってしばらくしてから、道の横に坑口があった。西側に小さなズリがあり、灰鉄輝石、灰鉄~灰礬石榴石が多く見られた。金属鉱物は殆どなかった。上杉尾根と初谷間の山腹に「尻坂銅山」があった。以前に行ったときに少し黄銅鉱や閃亜鉛鉱が見られた記憶があって、母岩の感じが似ていたので、一鉱床かと思われる。
ここから幾つかの小さな分岐を見送り、植林の中を登ると見慣れた山頂の駐車場に着いた。
ここから、三角点を往復した。平日なので車での来客は殆どなかった。
●三角点。以前(2000年以前)に来た時は裏の柵などはなく、ただ広い感じの台地にポツンと三角点があったのを覚えている。
ハイキングコースをそのまま行くのも面白くないから、しばらく車道歩きにした。県道の三差路から池田方面にとり、初谷コースの分岐も見送って、奥の道端から尾根に取りついた。
藪蚊はいないが、ウシアブの五月蠅い尾根で、光明山山頂も長居できず早々に下山した。
県道峠から再び尾根に取りついて天台山を目指す。横に並走する林道に出合い、先のピークを直登すると山頂の一角に出た。
山頂は規則正しく植林された暗い空間だったが、風が通り涼しかった。
しばらく涼んでから法輪寺方面へ下山した。タワの直下に勝見鉱山の旧坑の一部があったため少し寄ってみた。以前はブロシャン銅鉱や水亜鉛銅鉱のついた石があったが、今回は見られなかった。
町役場近くのコンビニで、迎えを待った。
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