やまのぼり
御本陣山.京都府木津川市加茂町観音寺付近より.
御本陣山
京都府木津川市加茂町岩船
奈良市誓多林町瀧不動の滝を辞して,北上しました.綾吾谷の先から岩船方面に採りました.天気がいいので,正面に見える御本陣山にぶらっと行こうと思い,車を走らせました.
木津川以南の山は今回が初めてで,地質関係で観音坂や水晶谷・法花寺野などは行っていましたが,山自体はこの山が初めてです.ミロクの辻と云われる三叉路から南に少し入ったところの路側帯に駐車し,そこから歩きました.三叉路から岩船寺方面は道幅が狭く駐車できるようなところが無いので,手前に置けそうな所を探しました.ミロクの辻からわずかに岩船寺方面に入ったところに道標があって,ここから古道に入りました.
ミロクの辻から御本陣山.
手前の道標.
古道入口.
道標.
しばらくはこんな登りが続きました.登りは僅かで,その先で平坦になりました.
道は谷を横断するように山の西側についていて,これを辿ると,尾根の乗越まで来ました.下の方に建屋が見え,これ以上北上するとお寺の方に出そうなので,乗越から山の上の方に上がる何か目印は無いかと探していると,尾根の上の方に僅かな径があって,頭上に地籍調査用と思われるピンクのリボンがついていました.
木に結ばれたピンクのリボン.多少ヤブになっているものの,踏み跡があって,これを辿ることにしました.
リボンは等間隔に残されていて,途中で消えたりしました.全体的に蜘蛛の巣だらけの山でした.ひとまず高みを目指して,ヤブ漕ぎをすると主尾根に乗ったらしく,先ほどのリボンと先行者が残した青テープの地点に来ました.
ここから少し南下するように,踏み跡が残っていて,蜘蛛の巣を払いながら踏み跡を辿ると,三角点が見えてきて山頂に着きました.
御本陣山(標高321m).雑木林の山で展望はまるでありませんでした.先行者の残した朽ちた山名プレートが数枚と,テープで指示していたものが複数ありました.
山頂の様子です.三角点を中心として時計回りに撮影しました.大きな花崗岩の露岩と山名プレート,三角点がある以外は展望が無く静かな山頂でした.
少し休憩して,往路を戻りました.
今回の一連の山行は以上でした.
以下は,御本陣山のルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため,縮尺は無視しています.参考程度に.
ミロクの辻から山頂までは往復20分程度でした.