登山道の分岐点を過ぎるとすがすがしい尾根道になった。緩やかな登りが続き、本峰に近づくと流紋岩の岩尾根になった。
主尾根まででバテテしまっているので、この尾根の僅かな登りがきつい。
休憩を兼ねて流紋岩の観察をした。
層によって流紋を示す部分と球顆の部分が互層している。球顆の部分は珪酸分が多いらしく、メノウになっている部分を見つけた。
球顆部分に少しだけ「メノウ」になった部分を見つけた。中央のすりガラス様の部分がメノウ。
そこから先は平坦な尾根になり、植林帯が近づいてきた。小さな鞍部を越えると大きな伐採地に着いた。
近くに道標があり、山頂まで僅かだと知る。伐採地表面には白っぽい岩石が目立ち、今回の目当ての球顆流紋岩も見つけた。
登山道の脇に少しあっただけで、他は普通の流紋岩だった。
半国山にて4 に続く。
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