ガンガン照りの中,倉垣の登山口に向かう.前日の雨で登山道が崩壊しているだろうと予想していた.
国道477号にでて,農協の横の自販機で水を仕入れ,バス停の横の登山口の石碑の横から細い農道に入った.
最後の民家を右に見て,やや暗い小渓沿いの林道を登っていく.登山道の崩壊による復旧工事が行われていて,どうも通れそうにないので,昔の峠道(倉垣から杉原に至る峠道)を辿ることにした.深く溝状に掘れた道は分かりやすいが,滑りやすい.倒木だらけで蜘蛛の巣張り放題の古道だったが,支尾根にのると緩い登りになり,主稜線の手前でヤブに突入.わずかのヤブで堀越峠から北上している道と合流した.
ここから山頂までは尾根上のコブを2つ越すだけだった.展望台のある三角点の山頂に着いた.
山頂は北東面のみの展望で,展望台に上ると愛宕連峰から奥に比叡山とその北の山並みが遠くに望めた.
次に歌碑のある北の峰に向かう.山頂から少し北に進むと簡易トイレがあり,ここまで車で登ってこられるようだ.鞍部に工事中になっていた登山道が登ってきていて,鞍部の先のコブが野活施設になっていてこれの中に歌碑があった.
北の峰にある歌碑.ここで人が集まったのか.十分な広さがあるが,どうも城跡っぽい.
陽が傾いてきて,堀越峠を目指す.先程の古道の分岐まで戻ってここから更に南下した.
分岐の先から峠に急降下していて,一応階段っぽいのはあるが,大水の所為で地肌が現れていてよく滑る.足元に注意して下っていくと,下の方からゼイゼイ言わしながら登ってくる車の音がしている.
峠まではわずか20分程度で着いた.
堀越峠の登山口.立派な道標があり標高まで記載されているが,距離や所要時間ではなく山の標高なのであまり意味がない.登山口付近の標高ならわかるが.
堀越峠から迎えの車に出会うまで,ひたすら別院の方に向いて歩く.杉原の在所で拾ってもらえた.
今回も前と同様ルートマップをペイントで作成しました.フリーハンドなので縮尺は無視しています.参考まで.
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