滝めぐり
サナの滝
兵庫県美方郡香美町村岡区小城
前回の続きです.
三川山と角礫凝灰岩と礫岩と砂岩の露頭を辞して,小城の在所跡まで来ました.時間的に蘇武岳方面には行けそうもなく,和佐父を経由して山陰道に出る予定で,小城を横断しました.
神社の下付近.
観音堂の前を過ぎた尾根の鼻より,大切集落跡.このあたりを古い鉄山の跡が70箇所くらいあったらしく,タタラ・鍛冶屋とか鉄山に関する字名もあったらしい.大切の由来は鉱山の大切坑かもしれない.
このさきで道は二又になっていて,川の下流の方へ取ると,山田を過ぎて矢田川沿いの道に出る.林道に入ってから初めて道路標識が出て,和佐父方面に進みました.分岐から少し先で「サナの滝 村岡町」の標識があったので寄ってみました.
標柱.踏み跡はこの標柱の数メートル前に付いていて,道なりに進むと滝の前に出ました.
サナの滝.文献では落差10mとありましたが,目視では7~8mくらいではないかと思う.いい感じに緑に覆われた滝でした.
上から下の方.
サナの滝の落水口.
こちらはサナの滝の少し下流の滝です.曲渕になっていて,2段あるようでした.
サナの滝の上流です.いくつもの渓流瀑が続いていました.
サナの滝の少し上流に橋があって,その東詰めの支流の出合にも滝がありました.
支流の滝.落差は目測で3mくらいか.
上の方から下の方.
橋の少し上流にあるナメ滝.
ナメ滝より上流はこんな感じの川でした.
和佐父に抜ける峠の手前の在所跡.背後は丸ズッコ山.
この後,次のところへ向かいました.
以下は「サナの滝」の周辺図です.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため,縮尺は無視しています.参考程度に.