やまのぼり
牛松山
京都府尾亀岡市保津町・千歳町
―20年ぶりの牛松山へ―
その3
前回の続きです.
牛松山最高点(標高636m)で昼食を摂ったあと,金比羅神社に向かいました.最高点から南に派生する尾根についている径を取って,下っていくと神社の境内に入りました.
金比羅神社境内.
20数年前の8月ごろに,登った時は神社の階段の隣り付近まで軽トラが上がっていた.
下りに参道を利用して下るつもりでいた.登路の道は下りに使用するのは,足元が緩く急なためで,今回は母親を連れていたので,起伏の緩やかな参道を取った.
少し下ったところより山頂方面.
道なりにだらだら下っていくと,神社への距離を示す丁石があって,どれくらい進んだのかが大体わかる.(1丁はだいたい109m)
道が緩やかになってきたところで西側に展望が開けていた.
展望地.
京都縦貫道篠インター方面.左端の鉄塔のある山が,大暑山.中央右の高い山が小塩山(標高642m).
ポンポン山方面.
釈迦嶽方面.
二料のコンピラ山方面.中央左の峰がコンピラ山.右は岡山林道を挟んで551m独標.
明神ヶ岳方面.
剣尾山方面.右奥の高いのが剣尾山.
少し展望を愉しんで,少し下ったところにも展望地があって,ここからは京都市内の展望が利きました.
展望地.京都市内.右手前の三角形の山は山上ヶ峰(標高482m).左奥のやや高い山は山科の音羽山.
カメラで照準をどこに合わせようか,ブラブラしていると,京都タワーが目に入ってきました.遠望でどれくらいはっきり見えるのか撮影しました.
この先は気持ちのいい尾根道が続きました.
保津側の登山口まで約1㎞のところまで来ました.
この先の尾根の鼻のところにも,展望所が作ってありました.
市役所方面.
鴻応山方面.右奥の高い山が鴻応山.手前左は竜ヶ尾山.
半国山方面.
スコールのような雨が降ってきています.風向きからこっちに来るのは,30分後くらいだと思っていましたが,数分で雷鳴が轟いてきて,10分後くらいに,滝のような雨が降ってきました.ここ数日は変な天気で,本来なら梅雨明けしてるはずなんですが,関西から九州にかけて寒冷渦が立ち往生していて,変わりやすい天気になっているようです.はじめの内は古新聞を広げて被って,雨除けにしていたのですが,勢いが強くなってきて,濡れるのを覚悟で,速足で下山しました.
参道の入口.
降っていたのは5分程度でした.全身濡れていましたが,怪我無く降りてこられました.参道の前に開けたら閉めるの鳥獣除けの扉があって,開けて出て閉めました.
これで,今回の山行は終わりです.
以下,ルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため,縮尺は無視しています.参考程度に.
<コースタイム>
(往路) 休憩をかなり挟んだため,規定の倍以上の時間がかかった.
国分登山口―尾根分岐―第一ベンチ―第二ベンチーTV塔―三角点―山頂
9分 55分 16分 45分 5分 7分
(下山)
山頂―金比羅神社―展望地(西方面)―展望地(京都市方面)―展望地(駅方面)
5分 24分 2分 23分
―参道入り口
53分
展望写真を撮っていたためと,急な雷雨で,雨宿りしていたため,下山も多めに時間がかかってしまった.
登り 2時間17分.
下り 1時間47分.