中央道阿智PAより間ノ岳(標高3189m).
2019年南信巡検
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2日目です.前日の気象予報では伊那谷の南の方は濃霧に注意とありました.ホテルのあるところは飯田駅近くでこちらには全く霧はありませんでした.南信濃に向かうため天竜川に下って行くと濃霧に見舞われました.川沿いだけ出ているようでした.
道の駅で,今日の行く場所の確認をした.
周辺は標高が高い所為もあって色づいていました.
10年くらい前に来た時に見た番所.今回も辿ろ着くことができました.
現地案内板.
川原付近はこんな感じになっていました.少し上流に吊り橋があったような気がしましたが,今回はありませんでした.
附近の紅葉.
川原にあった捕獲岩?
拡大.
川原に降りたところ,結晶片岩中にレンズ状で硫化鉄鉱が挟まっていました.これは直写しです.
こちらはその拡大です.暗い真鍮色の部分が黄鉄鉱.
附近の紅葉.
ここでは片岩中の紅柱石を中心にサンプリングしました.ほかにマイロナイト・緑色片岩・花崗片麻岩などがみられました.
ここから少し北上して大島河原の上村川の川原に行きました.こちらは今回一番の紅葉でした.
上村川の川原.おもに花崗岩系の岩石と蛇紋岩などがみられました.
附近の紅葉です.
このあと,帰り際に中津川で下車して恵比寿鉱山によりました.こちらも10年以上前に一度行ったきりで,選鉱所の場所位しか覚えていませんでしたが,何とかサンプリングできました.下山後に東山温泉に入浴し帰途に就きました.