滝めぐり
―ミソン谷の滝―
京都府京丹後市鱒留大成 ミソン谷
前回からの続きです.大路の大滝やアプライトの岩脈露頭を経て,大成からの林道との分岐まで来ました.ここから大成在所のほうへ下って行きました.林道に沿う谷は「ミソン谷」といい,事前にグーグルマップのストリートビューで滝があることは確認していました.それから,学生のころに大呂付近のペグマタイトを探していた時に聞き込みしたところ,御滝という滝があるらしいという話を野帳に書いていました.それも見つかればな~と思って赴きました.
分岐のところからしばらく林道に接する北面に花崗岩の露頭が続き,下って行くと,林道が南岸に移るところまできました.それまでに小さな渓流瀑がつづいていました.
渓流瀑.
渓流瀑.
渓流瀑.
ここの北西側の谷に植林で見えづらくなって隠れているようなところに一つ,やや大きな滝を見つけました.
赤丸のところに滝が隠れていました.
隠れていた滝.高さは15mくらいか.水量があればよかったのですが,無いときはほぼ壁でした.
上の方.
下の方.
谷が西向きからやや北よりに変わった先に6つほどの連瀑がありました.木々が繁茂して下の方にあるやや大きな滝しか望めませんでした.
6つの連瀑の下の方にあるやや大きな滝.高さは6~7mくらいだろうか.水酸化鉄の染みで黄褐色に染まっていました.
上の方.
下の方.
この滝を過ぎると,府道との出合となました.
それから,前出のアプライト岩脈露頭より,次の大きなカーブのある谷(おそらくミソン谷の上流)に2段4m前後の滝がありました.
林道の横.ここから入りました.
谷の様子.チョロチョロと水が流れていました.
林道から10mくらい入ったところにある2段で3~4mくらいの滝.水量があればそれなりに見えそうな滝でした.
このあと,山の裏に回り込んでもう一つ滝に行きました.
ミソン谷の滝のマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため,縮尺は無視しています.参考程度に.
ブログで横長の地図は読みにくいため,西を上に持ってきて作成しています.