尾小屋に連れて戴いた。
以前より筆者が調べていた場所の確認のみですが、
現地に行ってきました。
よく市場に出回っている緑鉛鉱や重晶石の産地を中心にして、その周辺にある旧坑をみてまわりました。
アプローチで大幅に遅れがでて(京都市内抜けるのに小一時間かかってしまった)ついたのは昼前でした。高速はよく工事渋滞をしていて下道より迂回路が無い分始末に悪い。
まず、T鉱山跡から。鉱山が着けたと思われる細い林道を北上すると谷の出合に大きな工場があった。資料では向かって左側の林道の奥にあるみたいで
左にとる。入口から舗装道ですぐダートにかわる。
小さな溜め池を左に見て、その奥にズリを見つけた。
見つかるのは腐った流紋岩や凝灰岩に細かく鉱染する黄鉄鉱。石英脈をかんだものには鼈甲亜鉛と黄銅鉱が少量見られた。
林道の奥は倒木で進行できず引き返すことになった。
次にS鉱山を目指す。前出の鉱山とは山が一つ異なる。県道から別れて細い谷に沿った林道を少し行くとズリだった。ズリの上は整地されてグラウンドになっていた。焼けた石が少しあり、少量の鼈甲亜鉛が見られた程度だった。
昼食は、尾小屋の蒸気機関車の前でした。奥のスキー場に至る道から少し入ったところに竪坑があったが、すでにヤブの中になっていた。
岩底谷のズリはカラミばかりでめぼしいものはない。
S鉱山の方鉛鉱・閃亜鉛鉱質鉱石。
帰りに、メノウ産地によった。土地勘が無いうえに助手席に座っていた所為か
途中の道をよく覚えていない。
沢の転石を探すと出てくるようで、ハンマーを使わなくても川砂利に少し混じっている。水中のほうが透明度があると思い少し拾ってみたが、乾くと普段見るがさついた光沢になった。
帰路、小浜方面から帰ることになった。北陸道が米原方面が工事渋滞をしているとの情報で、小浜方面にまわって裏道を駆使して帰ることになった。
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