続きです。
車で神吉和田区の渋坂峠の入り口まで送ってもらった。陽の当たらない山の斜面にこの前降った雪が少しだけ残っていた。新紅葉峠のバイパスの温度計は摂氏5℃を指していた。
渋坂峠の入り口。地形図では×の方に峠道が記されているが、この道は50mほどで谷の源頭で行き止まりとなった。適当に北の尾根に道を探しながら登っていくと、一つ坑口を見つけた。
峠東の谷の旧坑。ズリ石がほとんどなく何を掘っていたのかがわからない。
尾根の上部に林道らしい道がみえたのでこれを辿った。少々廃道化しているが軽4くらいは入りそう。
峠道に沿って少し登ると林道終点になって渋坂峠に着いた。峠の向こう亀岡側に行ってみた。もうほとんど使われていないらしく廃道になっていた。
峠の北の尾根に墓地がありこの奥の石碑から尾根に取りついた。亀岡側は雑木林で神吉側は管理の行き届いた植林になっている。すでに主稜線に乗っているので大した登りはない。峠からだらだら登ると466m峰に着く。頂上の北西の端で分岐になった。
466m峰の端にある巡視路分岐。右は神吉在所へ、手前は渋坂峠、左は山頂へ至る。
分岐を左に取り、池の縁を囲むように尾根に伝って半周し、ようやく龍王ヶ岳手前の鞍部に着いた。
山頂手前の急坂。
ここから少し登りが急勾配になって、白色の層状チャートの露岩が目立つようになっきた。この急坂で今回初めて展望が得られた。北西と真西は木々が遮って見えないが、そのほかの方角は展望がきく。足元が少々悪いので展望を楽しみながらだらだら登っていくと、麓から見えていた鉄塔に着いた。
鉄塔は稜線には無く、少し北へずれた斜面に建っていた。展望は北東方面のみ得られる。
鉄塔からは急に踏み跡が狭くなり、ヤブを少し漕ぐと山頂に着いた。三角点周辺は雑木林に囲まれているため展望は一切ない。
龍王ヶ岳の山頂。展望は無し。
少々休んでから次へ向かう。
初登り3に続く。
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