豊能町初谷川渓谷へ1
先日,滝めぐりを兼ねて豊能町初谷川へ行ってきました.能勢妙見の南側にある大きな谷で,川尻からの車道と野間峠からの車道との分岐近くに源頭があり,古くからの鉱床地域なので行ってきました.
ここから登る.左へ.
少し行くと橋の手前の右手にこのマップがあります.読んでいくと,入り口付近に滝があるとのこと.
中央下の方に滝が..
目前にある橋を渡って,遡って行きました.
歩きやすい林道.
川が左にカーブするところで,先ほどの現地案内板の地図を見て滝を探す.本流には滝のような地形は無く,支流の出合に水の涸れた壁があった.
これがクルミヶ滝か?(写真右手の黒っぽく見える部分) 水が涸れてただの壁.もう少し水量のあるときに来よう.
尾根を回り込んだ先の林道脇にある旧坑.
そばに現地案内板が.間歩はいつごろからそう呼ぶようになったのだろう.江戸時代は鋪とか鉉と呼んでいたようで,埋蔵文化財等の報告書には間歩になっていた.間歩は明治頃の文献より散見し,遺跡地図などではすべて間歩表記になっていた.
旧坑は右上の坑道の角の延長に,鉄焼けが多少出ていて,これを追ったのかもしれない.鉱石は出ているように思えない.
カメラに収めて,さらに上流を目指す.
コース上にこういう番号札があり,位置確認に丁度いい.この5番と次の6番との間の川向に下の滝があった.
落差は2~3m程度か.いずれにしても水量が少なくて寂しい.前述の5番と6番の間にあった.
しばらく歩くと,堰堤にでて広い川原を歩いていく.
途中に彫刻作品が置いてある場所があり,案内板で現在地を確認した.
現地案内板.彫刻を見て楽しむような眼は持っていないため,スルーした.
この先で一番上の堰堤があるらしく,少し急勾配になった.
2に続く.