弥十郎ヶ岳をあとにして南の尾根を下っていく。山頂で小降りだった時雨れは一段落したが、再び降ってきそうな空の装い。
少し下ると分岐になった。時間的にまだ余裕があったので、シドロ大丸方面にとった。
しばらくは急勾配の斜面だったがすぐに鞍部になり、東の尾根を登り返す。天候の機嫌が少し良くなって、青空が望めるようになってきた。
歩きやすい尾根を北に巻いたり南に巻いたりしながら進んでいくと、ハハカベ山の石標があった。
さらに進むと左前方が明るくなってきて、整備された松茸山の脇に出た。フェンスがありこれに沿って東進した。右手尾根筋からこれから向かう予定の淨仙山がよく見えた。
南の尾根から淨仙山。
やがて林道と並行に進むようになり、尾根の東側を巻いて峠に出た。
峠からはわずかの登りで淨仙山分岐になった。雑木林の中で見慣れた風景の中から分岐を見つけ出すのは容易だったが、この分岐は少し迷った。登山道がやや不明瞭になっていた。
淨仙山の分岐。落ち葉が降り積もっている所為か画像では分かりづらい。
ここから淨仙山を目指す。半分植林の雑木林の尾根を少し進むとややはっきりした杣道になり、東の尾根を巻いて次の谷に出会うと尾根の方面に取った。
少し登るとイノシシのヌタ場がたくさんあるやや広い場所に出て、これを方向を見失わないように進むと再び植林に入っていった。山頂までもう少しのところでバラバラと時雨れてきた。尾根の分岐から一気に登ってようやく山頂に着い
た。
雑木林の中ではないので雨がまともにかかる。憩う時間もなくさっさと分岐に戻った。ここから大峠(辻峠)まではそんなに時間はかからなかった。
下山口を確認してからシドロ大丸に向かう。シドロ大丸はこの山塊で一番高い地点なので寄っていきたかった。
「畑市から弥十郎ヶ岳を経て天王へ4」に続く。
また店のほうですが、店頭販売の新着商品がいくつか出しています。国産化石も以前に比べて少しは賑やかになりました。商品が出きったらまた最近の店内の様子を書きたい。
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