やっと20回までやってきました.
本人も鉱物の勉強になるのでもう少し
続けていきたい.
鉱物の顕微鏡写真20
マカタイト,テュッパーススアツィア石
産地:Aris Quarry, Aris, Windhoek district, Khomas region, Namibia.
OH社で購入.(非売品)
Makatite マカタイト
組成:Na2[(OH)2|Si4O8]・4H2O 単斜・三斜.
色:白色・無色.ガラス・亜ガラス光沢・絹糸光沢.比重:2.07
条痕:白色.劈開:一方向に完全.
蛍光:短波紫外線灯で,淡緑色.長波紫外線灯で黄白色.
Tuperssuatsiaite テュッパーススアツィア石
組成:NaFe3[OH|Si4O10]2・4H2O 単斜晶系
色:黄色・黄金色・黄橙色・暗赤褐色亜ガラス光沢・絹糸光沢.
比重:2.465 劈開:一方向に良好.条痕:褐黄色.
上の写真には上記二種のほかいくつかの変な鉱物が含まれて
います.OH社で見たときにラベルに聴きなれない英名が記載され
ていて,変な名称ということでサンプル購入したものです.
産地はアフリカ大陸南西の沿岸部にあるナミビア.ナミビアの北中
部の岩石沙漠に点在する採石場で,主にバラス用として露天掘りさ
れているようです.
母岩は響岩(Phonolite)という聴き慣れない岩石で,資料によれば
アルカリに富み,石英を含まず,霞石などの準長石などを含む火山岩
とのこと.遠目でみたところやや脂ぎった光沢の玄武岩のような感じ
です.
マカタイトとテュッパーススアツィア石は響岩の孔にともに晶出して
います.以下,顕微鏡写真です.
テュッパーススアツィア石.黄金糖のような色と光沢があります.
顕微鏡とカメラのズームで拡大したかなり小さなものです.
マカタイト.一見するとオーケン石のように見える.こちらも
かなり小さなものです.
上の写真とは別の孔のものです.
こちらも別の孔のもの.
マカタイトとテュッパーススアツィア石以外の鉱物もたくさん
付いていました.
Aegirine エジリン輝石.孔以外の響岩中にもたくさん含まれ
ています.孔の中に入っているものは写真のように透明感が
あり,結晶もシャープです.黄褐色部は不明.
Ellingsenite 和名はエリングセン石と呼べばいいのか.当地で
見つかった鉱物.手前の黄色はテュッパーススアツィア石,
赤色はヴィリオム石.黒色柱状結晶はエジリン輝石.
Villiaumite ヴィリオム石.塩を吹いた梅干しのような外観の鉱物.
岩塩(NaCl)の塩素(Cl)を弗素(F)に置き換えた鉱物で,水溶性.
多数ある孔の中で必ず一つは入っている判定しやすい鉱物.
本邦でも論文化されていないが,昭和新山より産するという.
黄色―褐色部はテュッパーススアツィア石,黒色針状結晶は
エジリン輝石.白色部は沸石類.
Analcime 方沸石.細長い孔の奥に反射している結晶が方沸石
で,赤褐色のヴィリオム石,緑黒色針状のエジリン輝石などを
伴っています.
以下,結晶が細かすぎて判別できませんでした.
小さすぎて判別できませんでした.
赤い結晶はヴィリオム石,中央の結晶の鉱物がわかりません
でした.黄色―黄褐色針状の鉱物もたくさん入っていますが
こちらも判別できませんでした.
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