昨年秋ごろから一面研磨に凝っています. 研磨した石がたまってきましたので, 複数回に分けて公開します. 綾部市上杉から上林の方に抜ける,幅員僅少の峠の南側の露頭から随分前に見つかったものです.夜久野オフィオライトの東の延長のような小岩体で,上部が蛇紋岩,下部が斑糲岩質岩が変質したもので構成されていて,上の石は下の岩体からのものです.淡緑―淡青色部にぶどう石(Prehnite)にパンペリー石(Pumpellyite)が混入した部分で,これを切る白色部がダトー石(Datolite)です.母岩サイズ59mm×48mm×30mm 穴内ダムの南側に位置する鉄マンガン鉱床.鉄マンガン鉱床の石はあまり色彩がきれいでないことが多く,たまたま採集したこの石の色彩がきれいなので,どういう風に仕上がるか楽しみでした.上部の方と下部の方と硬度がなかり異なっていて,表面に大きな凹凸ができたりして,かなり大変でした. 下部の方は方解石だけかと思って磨っいたら,一部に硬度が高いところがあり,石英を伴っているようです.上部の赤いところにストロンチウム紅簾石が集まっているようですが,ふつうの紅簾石とストロンチウム紅簾石との見分けは全く付きません.チンゼン斧石は橙色の部分と一般的には言われていますが,方解石に伴われる部分は明らかにカルシウムが多いと思われるため,チンゼン斧石―マンガン斧石系鉱物としました.赤褐色塊状ぶはカリオピライトで,これを切るヒョロヒョロとした黄色の脈は南部石とのこと.母岩サイズ44mm×40mm×20mm 本日HP通販商品 11点更新しました. HPは↓ から
南国市穴内鉱山松株本坑のチンゼン斧石―マンガン斧石系鉱物とストロンチウム紅簾石―紅簾石系鉱物.
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