天候不順と準備に億劫になって最近はあまり野外に出なくなりました.車使用で近いところへ行っても見られるものは,似たようなものばかりで,食指が動くものなんてものはあまり見つけられなくなってきました.
今月はHPの更新を何度かしています.手持ちの標本に対する熱のようなものが無くなってきて,少しずつ処分していっています.産地名がダブっているものが多く,似たような石を幾つか見つけてきては似たような名前を付けて置いておくため,膨大な量になってきました.置くところが問題になってきて入れ替えをしています.HPに随時更新していますので,よかったら遊びに来てください.
表題の水マンガン鉱は依然にお客さんに質問されたことがあって写真を公開しておくといって写真を撮りました.以前にも少し触れて写真に撮ったのですが拡大しすぎてよくわからない写真になっていましたので,改めて撮りなおしました.
Manganite 水マンガン鉱.岐阜県土岐市内の工事現場より採取.今はどうなっているかは行っていないのでわからない.アスファルトの塊に似た外観の二酸化マンガン鉱で,空隙によく菱マンガン鉱の結晶が入っているので話題になったところです.標本にするため整形していたら空隙の大きなところがあって,中には水マンガン鉱の結晶が入っていました.後から塊状のものも水マンガン鉱であることが分かったため結晶と塊状鉱石の2つの標本に作りました.
上は拡大したものです.内部は水マンガン鉱で,菱マンガン鉱や菱鉄鉱は入っていません.
そのほかの産地のものを2つあげておきます.
Manganite 水マンガン鉱.隣町の紅葉峠の展望台の裏に水道設備を作った時に削った面から産しました.風化した頁岩の中にノジュール状の塊として挟まっていたもので,量は少なかったですがいくつか見られました.丸っこいノジュールではあまり面白くありませんでしたので,割ってみると一つだけ水マンガン鉱が入ったものがありました.表面がギラギラしているので外形だけが水マンガン鉱で内部がパイロリュース鉱になっているものだろうと思います.
Manganite 水マンガン鉱.愛宕山の西側を源流とし保津川に注ぐ愛宕谷にあったマンガン鉱床のものです.このあたりは古くから砥石の産地で,谷を挟んだ両側の山にはおびただしい数の砥石を掘った跡が残っていて,よくマンガン坑の穴と間違うことがありました.谷の向かいに大切坑と思われる坑口が一つと脇に流れ出る沢の中流に2つ水没した斜坑が残っています.
写真の水マンガン鉱は汚い二酸化マンガン鉱の塊から見つけました.この石も表面がぎらついているので,内部はパイロリュース鉱に変質していると思われます.
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