露頭めぐり
普甲峠露頭
―宮津花崗岩と河守大江山超塩基性岩体との接触部の露頭―
京都府宮津市小田 普甲峠
大江山連峰の北部,大笠山の北斜面に位置する宮津花崗岩と河守大江山超塩基性岩体との接触部の露頭を見てきました.ときおり時雨があった肌寒い日で,普甲峠近くまで来たところでは外気温18度くらいでした.
未だ宮津花崗岩と河守・大江山超塩基性岩体との境界を露頭で見たことが無かったため,林道の法面や工事中の露頭などを過去観察してきました.この副産物で灰礬ザクロ石・桃簾石や鉄斧石・電気石・マイロナイト様角閃岩・白雲母緑泥片岩などが観察できました.
今回,峠の中腹で大水の影響で半ば崩壊しかかった林道の法面でようやく花崗岩との接触部が観察できました.
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露頭の全景.幅約20m.高さ2m内外.
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向かって左側.
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向かって右側.
花崗岩の部分.
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花崗岩.
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花崗岩の部分の拡大.大部分が風化して真砂土になっていました.一部にレンズ状に斑糲岩や蛇紋岩だったと思われる黒っぽい外観の岩石が見られました.
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向かって右側の上部に破砕された?斑糲岩のブロックが捕獲されているように見えました.
周囲に落ちている転石は以下のとおりでした.現場で直写しです.
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アプライト質の花崗岩.ずいぶん白っぽい岩石でした.
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粒は小さいですが大きさはそろっていました.ほかに鉄緑閃石や電気石のような鉱物は見られませんでした.
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花崗岩.真砂土化した花崗岩の露頭の前あたりにあった転石です.右端に緑泥石の集合した部分が付いています.
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斑糲岩.表面が溶けたようになっています.内部は蛇紋岩化しているのか蝋質になっていました.
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角閃岩.この付近の角閃岩をだいたい見かけが黒っぽいのですが,これは白っぽかった.単純に風化してるのかもしれない.
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角閃岩.この手の角閃岩は当地から普甲峠の頂上にかけてしばらく見られるものです.若干蛇紋石化しているようで表面がすべすべしていました.
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蛇紋岩.これがけっこう目につきました.繊維状のものは少なく,皮状にはがれるように割れる感じの蛇紋岩でした.
露頭の手前に沢が林道を横切っていました.上部がナメ滝状になっていました.
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ナメ滝状の滝.今日は水が少なかったのですが,水量があればそれなりの滝に見えると思う.
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入口から入ってすぐの小沢.ここにも角閃岩がありました.
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角閃岩.普甲峠近くの府道の法面工事をやっていた時に残土がおかれていたところに大量にあった角閃岩と同じ外観のものでした.斜長石が入って白色になっている部分の一部にピンク色の桃簾石が観察できました.
小雨が落ちてきたのでここで切り上げて次のところに向かいました.
以下は,露頭付近の図です.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.
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入口から片道1分程度と至近距離にあります.
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