やまのぼり
銀峯山(白銀岳).鳥居の向かいにある電波塔より.
銀峯山(白銀岳)
奈良県五條市西吉野町夜中
前回の続きです.手持ちの道路地図に銀峯山の表記があって寄ってみました.入口まで来ると立派な鳥居があって神社山でした.鳥居の前が尾根間の鞍部で小広くここに駐車した.西面は果樹園で葛城―和泉山脈方面の展望が利いた.
鳥居前より金剛山.
立派な鳥居の前から急な坂道を登っていく.
急な坂道で結構足に来て辛い.距離は短いのでほっとしました.
道は2回目の折り返しのところで分岐して、西側に駐車場と思われる広場があった.2回目に折り返した先が神社で,山の上のお宮さんという感じの建屋でした.
現地案内図.
本殿の手前にある現地看板.白銀岳(シロガネダケと読む)ともいうらしい.
正面.さっと賽銭と手を合わせて山頂に赴いた.
銀峯山の山頂.植林の中で山頂を示すプレートが数枚あっただけで,展望は無かった.
説明板の一部に鉱山があったような記述があって,文献を追いかけたところ,明治20年ごろに開発されたという銀峯鉱山というのがあった.銀峯の名前は夜中の小字のようで,ほか3字のような記載だった.銀峯鉱山はのちに白銀鉱山となったようで,その後に近くにあった大久保辻鉱山とともに大和鉱山として稼業していたらしい.大正の初めに大久保辻鉱山が分離されたようで,その後は大和鉱山の1鉱区になったようだ.
よく管理された山の上のお宮さんをあとにして,帰途に就きました.