やまのぼり
笠杉山.笠杉峠から千町峠間の基幹林道より.
笠杉山
兵庫県宍粟市一宮町千町・朝来市田路
寒くなる前に行っておこうと,播磨の笠杉山に行ってきました.明延鉱山の神子畑鉱床の南方にある山で,九十九折れの峠道から山頂がちらほら覗いていました.山頂がとがって見えるので,どこかに脈があるかも~と予想していました.
9月の終わりに同山系の千町ヶ峰からの帰り道で,道沿いに登山口があるのは確認していました.登山口までのアプローチが長いので,周回せずにピストンだけしてきました.
登山口.向かって右手の径を取って,右手の小尾根の鼻に向かって,折り返すように登路がついていました.
折り返した尾根の鼻が伐採されて,千町ヶ峰―大段山方面が望めました.
ここから落ち葉を踏みしめて歩く道となりました.
滑りそうな箇所は登り途中に落ち葉は払っておきました.
1つめの谷の源頭.
源頭から少し下りがあって,また登りに転じました.
運動不足が祟って,このあたりで休憩をとりました.
2つ目の源頭.登りはやや緩くなりましたが,先で急坂に再びなりました.
3つ目の源頭.ここから登りは緩くなりました.
針葉樹以外は葉は全て落ち,冬の装いになっていました.
4つ目の源頭付近
5つ目の源頭付近.ここから山頂まではそんなに距離はありませんでした.
主尾根近くまで登ってきました.山頂は左奥のようでした.
山頂手前の露岩のピーク.山頂とあまり差が無いような気がするが,向こうの方が高いらしい.山頂は画像奥の台地.
笠杉山.山頂は狭い.狭い岩峰に三角点と標柱がありました.落葉しているので,樹々の間から周辺の山が見えていますが,葉があるときは東面は見えないかも.
三角点.土台の下の方から飛び出ていた.表面はずいぶん風化しているように思う.
北東面の展望.
氷ノ山方面.右奥の高い山が氷ノ山.
登山口に至るまでのアプローチで時間がかかってしまったため,そうそうに下山しました.山頂は麓から見ると尖って見えたのは岩峰だった.脈が付近にありそうでしたが,ほとんど見ませんでした.
山頂付近は溶結凝灰岩のようで,分離の悪い高温石英が表面に散らばっている斜面もありました.
下りは登路を戻りました.
今回は膝が笑っていなかった上,滑らないように慎重に下ったため,一度も尻もちを搗きませんでした.
登り23分.下り20分.計53分でした.
このあと,帰途に就きました.
以下は,笠杉山のルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.