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神野山 奈良県山辺郡山添村伏拝・大塩

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やまのぼり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神 野 山

奈良県山辺郡山添村伏拝・大塩

 

 

 名阪国道より南へ行くときに,笠置町から柳生を抜けて都市部を避ける抜け道に使っている道の近くにあって,県道から何枚も道標が出ていて気になっていました.以前に鍋倉渓の入り口は下見していたのですが,行く機会が無く,いままで放置状態でした.

 そろそろ紅葉が見ごろくらいになってきたので,天気のいいので行ってきました.

 

入口のタテカン.

ウッドテラスのような遊歩道を登っていきました.

 

鍋倉渓.ゴツゴツした岩流で水の無い谷になっていました.岩の上は滑るから歩くな!!みたいなタテカンがあって,ウッドデッキのような階段の上の方が,よく滑る.岩流を構成している岩石は斑レイ岩~閃緑岩らしく,表面は風化によって溶脱していて,角閃石などの苦鉄質鉱物が浮き出たようになっていました.岩の上のほうが実際はあまり滑りませんでした.

登路のある方は植林で対岸にだけ広葉樹で,紅葉が見られました.

 

地形図に記載のある岩流が対岸の建屋のあるところまでしか,岩マークが入っていませんでした,上の方まで岩流は続いていました.

ウッドデッキの階段がようやく終わって,普通の階段になりました.上の方が紅葉していました.

岩流の上の方.

 

ここを過ぎると天狗岩の道標が出ました.

 

これが天狗岩.道標からすぐで,背後に登山ルートが通っていた.

天狗岩より先は露岩がめっきり少なくなって,紅葉の中の径を進みました.いくつか分岐があって,帰りに迷わないようにチェックするためにカメラに収めました.

 

山頂直下の道標.ここから先の木製の階段を上ると山頂台地に一角に出ました.

最後の階段.

 

2つほど分岐を経て,林道に出ました.奥が山頂で展望デッキが見えている.東屋の手前に公衆トイレがありました.

 

神野山.あまりにでかい標石と思っていたら,隣の標石が三角点でした.一等三角点.

山頂からの展望.展望デッキに登ればいいのですが,ぶらぶら歩きながら,撮影しました.奥の山並みは布引山地.

 

三角点の少し手前に土盛りのようなものがあって,裏に回ってみると,古墳らしい.山頂が広いので,旧幕時代のころに寺院や堂宇があったのかもと思っていましたが,どうも違うらしい.となりに神野神社もありました.

 

直下の茶畑より榛原方面.額井岳から貝ヶ平山方面,奥のほうに大峯の山並みが見えていました.

東の方を見ていたら,鈴鹿の鎌ヶ岳が見えていました.右隣りは水沢岳.

 

こちらは御在所岳.山頂が白く見えていて建屋があるのがわかる.望遠でようやく見えるくらいの大きさでした.

 

こちらは大峯の弥山方面.左端に稲村ヶ岳が見えていて,その奥に弥山の稜線が見えていました.どのピークが八経ヶ岳かは画像ではわかりませんでした.右端のとがった山は頂仙岳.

 

こちらは西の方.奥に金剛山が見えていました.

 

このあと曇ってきたので,山を下りました.

 

下りは早かった.ちょっと下ると露岩が見えて,道なりにだらだら下っていくと,鍋倉渓の上部にでて,駐車ポイントまで下ってきました.行きは長く感じましたが,くだりはこんなものでした.

 

 帰りに細滝不動明王に寄ろうと思いましたが,県道の入り口に車両通行止めのタテカンがあって,今回は止めておきました.

 

以下は鍋倉渓から神野山のルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.

 

 

 

 

 

 

 


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