やまのぼり
蹴上から神明山・大日山・
大文字山を経て鹿ヶ谷へ
3
―大文字四ツ辻から大文字山頂往復―
京都府京都市左京区
きのうの続きです.
大文字四ッ辻まで来て,大文字山山頂を往復しました.四ッ辻から北に延びる道を取りました.わずかでしたが,滑りやすいやや急な坂でした.
少し上まで登ると,緩くなりその先で分岐になりました.T字路で右折すると,池の谷地蔵・比叡平・如意岳・岡崎山・五別所山を経て長等山へと続きます.分岐は左へ採り山頂へむかいました.
山頂の少し手前に山城の虎口のような遺構に出会いました.
山城の虎口のような遺構.土盛りに沿って南北に空堀のような窪地がありました.この近くに如意岳城というのがあったらしく,それの遺構かもしれない.
空堀のような窪地.
それらを過ぎると,奥の台地から話し声が聞こえてきて,やがて山頂に着きました.
大文字山(465.3m).北側は植林ですが,南側は伐採されて展望台になっていました.
三角点.市内で有名な山ですが,キレイな頭をしていました.三角点のある台地が先ほどの虎口から続く遺構のようで,ここが主郭のようです.
山頂で休憩しながら展望写真を撮り,山名同定をしましたが,どんなものでしょう.
保津峡・嵯峨嵐山方面.山科区の音羽山から多紀連山の三嶽がうっすらと見えていましたが,ここからは牛松山に隠れて見えていませんでした.かわりに北摂の最高峰の深山が半国山の北の肩より見えていました.
老ノ坂方面.遠くは能勢町の歌垣山まで見えていました.歌垣山から大文字山は一部が見えていて,比叡山の頭が少し見える程度でした.
大原野・ポンポン山方面.京都西山はあまり名前のある山が少なく,この程度でした.
大山崎方面.天王山と奥に若山が少し見えていました.大阪市街の高層ビル群はほとんど見えませんでした.
男山方面.平野の端の方で,山はほとんどありません.
生駒山方面.
金剛山方面.天気がやや悪いので,見えるかどうかわかりませんでしたが,奥にうっすら見えていました.
宇治方面.起伏の少ないボヤーっとした山が多く,遠くに井手町の山が少し確認できました.
北面と東面は植林や雑木林で,全く展望はありませんでした.このあと,少し休憩して,大文字四ッ辻に戻りました.
4に続く.