露頭めぐり
立 岩
京都府京丹後市竹野町間人 後ヶ浜海岸
久美浜の高山を辞したあと,昼食を摂り,丹後松島方面へ行きました.間人の街中を縫って,道の駅近くまで来たところ,道標に気づかず,行き過ぎるところでした.川沿いの道になり,すでに数台の先行者の車があった駐車場に入りました.この日は猛烈に蒸し暑い日で,カメラだけを持って,立岩とつながるトンボロを歩いていきました.
現地案内板.
ここから砂浜におりました.海水に浸かることを考慮してサンダルで行きましたが,足とサンダルの隙間に熱せられた砂が入り込み,やけどするくらいの暑さでした.
立岩.川に足を浸けて撮影.岩は輝石安山岩でできてるらしく,別の文献には玄武岩―安山岩類とありました.
上の方.
中間.(柱状節理が顕著)
下の方.
トンボロで繋がった部分.
安山岩の表面はこんな感じで,ガスが抜けた跡が無数にみられました.
柱状節理に直角方向から撮影しました.玄武岩のような六方に近い感がありました.
安山岩の表面.
空隙の内部を撮影できるような露頭が無く,立岩の手前に点々とする露頭を見て回りました.
その一つに空隙に鱗珪石が入ったものがあったので,接写しました.空隙の中に白色角柱ないしゆがんだ六角角柱状をなす,鱗珪石が入っていました.
露頭はこのあたり(矢印)
このあと,川に架かる橋を渡って,東の海岸へ行きました.
橋の東詰めから見た立岩.
東の浜から見た立岩.
竹野漁港の裏山方面にあたる海岸にも多少出ていましたので,寄ってみました.
こちらはこんな感じになっていました.手前の方は人為的に切られたような岩礁になっていました.
東方から見た立岩.
このあと,ガンガンに暑い砂浜を横切って,西方へ行きました.
現地案内板の裏にこれがありました.
西面から見た立岩.
このあと経ヶ岬方面に行きました.
現地案内板の裏側に,砂地の表面を覆うように,「ハマゴウ」が一面に咲いていました.
立岩までは入り口に道標が建っています.網野方面から来た時に,行き過ぎそうなところに建っています.