やまのぼり
小倉の玄武岩と塔の山
京都府福知山市夜久野町小倉
いままで何度か訪れた玄武岩公園に寄ってみました.初めて来たときは中央の東屋は無く,駐車場だけあるという感じでした.それから十数年経って再訪したところ,池の中のポンプが入っているらしく,露頭の上から放水されたような人工滝があられれていました.今回再訪したところ,手作り感のあった人工滝はそれらしく見えるようになっていました.
現地案内板.
玄武岩の柱状節理は西に行くほど,表面の地衣類が少なく,産状が観察できそうでしたが,全体的には地衣類が生えていて,良い観察ポイントがあまりありませんでした.
西側(駐車場側)の露頭.
上の方.
下の方.
比較的新鮮な露頭は東屋の土台に少し残っていました.東屋を作るときに少し削ったようで,風雨にもあまり当たらずに,この部分だけが観察できました.
東屋の土台.
このあと,背後にある「塔の山」に上りました.展望台になっていて,全体が見渡せるかと思ったのですが,植樹の所為かわかりづらくなっていました.
展望台の裏に鉄塔があって,その付近だけ明るくなっていました.
塔の山.地形図には鉄塔のマークの下に159mの独標として記載されています.
山頂の鉄塔からは,南側に湯舟山と大津の尖峰が見えていました.
隣のコブに宝筐院塔があったので寄りました.
現地案内板.
こちらが「塔の山」の山頂だろうか.現地案内板に「塔の山」と呼ばれていることの記載がありました.この宝筐院塔は玄武岩で作っているとか.
となりの鉄塔のコブで風化した表面を観察したところ,斑晶鉱物はほぼなく,単なるクロボクでした.
このあと,北上しました.