先週の中ごろ、川浦鉱山にて調査するとかいうことで召集された。川浦鉱山は超丹波帯長尾山層の緑色岩中の含銅鉛亜鉛石英脈で、山吹をしていたらしく傍を流れる沢にはカラミ(鉱滓)が流れている。
昨年に梅ヶ谷から鉢伏山から明ヶ田尾山に遊びに行ったときに、大水でズリが流されたのを確認していて、それもあっての召集だったのと思う。
週末降った雪が余り溶けていない豊能高山を南下し、箕面ダムの上流まで送ってもらった。約束の時間まで2時間ほどあったので、記念の森方面から鉢伏山を経て梅ヶ谷に下ってみた。
登山道にに入る前に一悶着。送りの車がアイスバーンの中に突入。当然滑ってどうすることもできない。デイバックに入れているピックハンマーでアイスバーンをガリガリ削りながら、なんとか脱出することができた。
足跡の多い公園から展望櫓を見る。近づいてみたが、植林帯より積雪が深かったため、敬遠した。
公園の奥から道標に従って北に延びる尾根に取りついた。足跡が車の轍のようになっていて非常に滑る。アイゼンが必要だ。(この日の足元はただのスニーカー) 木々がまばらになってきて正面に鉄塔が見えてきた。
よく踏まれた部分はアイスバーンになっていて怖いから、靴の中に雪が入ってもいいから、滑べりにくい残雪の中に足を突っ込んで歩いた。
縦走路はごらんのように真っ白け。地表が出てる面は一面霜柱になっていた。
一面真っ白けの尾根を方向を見失わずに進むと、見覚えある分岐に着いた。
ここから鉢伏山までうまく先行者の踏み跡が続いていたので、これを辿ると山頂に着いた。
山頂は時折西から吹いてくる強風が強烈に寒く、足元も気になり始めたのでさっさと山を下りる。登っているときは重心をやや前方にもっていくと滑らず登れたが、問題は下り。無積雪期なら難なく下れるちょっとした下りでもアイスバーンになった斜面は恐ろしい。しかも足元はスニーカー。
唯一の救いは掴まる木が多いことだった。下るときは細心の注意をして慎重に下る。やや緩い登りになるとほっとするを繰り返した。
梅ヶ谷に下る急坂は難儀した。何度も滑りかけては木々に掴まってしのぐことができた。秋に行ったときハメ(マムシ)に出くわした斜面を無事過ぎ、分岐に下れた。ここまでは全く転倒していない。
梅ヶ谷上流部付近。ここも真っ白け。MTBか二輪車系の乗物が通った轍が残っている以外は何もなく、当然靴の中は雪だらけ。
梅ヶ谷出合に下る。部分的に積雪が残って滑落が恐ろしいところは、沢に降りて直接下って行った。
入り口の崩れた坑口の前あたりで連絡が入った。バス停からだらだら歩いているとのこと。しばらく近くで待っていたが、なかなか来なかったため出合までくだった。入り口付近には積雪は無かった。
雪中の鉢伏山にて2 に続く。
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