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PR: Jeep(R) Real Fairいよいよ今週末開催


最近の店内1

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 最近の店内の様子を公開したい。

 1か月ほど前から標本が見にくいような気がしてきて、小さな札をつけることにしました。どこの展示会でも鉱物標本は手にとって下にあるラベルを観ないと産地や鉱物名が見えない。

 数をこなしていくと結構しんどいので、一度やってみることにしました。完遂はしていないのですが、途中経過だけでも公開したい。


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①入口からすぐ左手の棚。上段は海外の稀産鉱物。中段・下段は海外及び国産鉱物標本。


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②入口すぐ横の棚。上段は海外のきれいな鉱物を陳列。中段及び下段は海外及び国産標本。①②の中段下段は75mm×55mm×20mmのサイズ。


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③入口から右手窓の前に国産鉱物を平箱に入れて平置き。当初180cm×45cmの机の上に置いていたものだけだったのだが、序々に増えて机の下、そのすぐ横、各棚の一番下などに広がった。



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④国産鉱物平置きの前に化石コーナーを当初設けたのだが、開店当時からあまり変わっていない一角。変わったところは一番下に国産化石を置きだした。

 化石は余り良く分からないので、仕入れたままの名前で置いている。



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⑤国産鉱物の棚。金属鉱物ばかり集めている。置き場の問題で金属以外も少しは置いてある。マイナー産地に過去良く行っていたので既知の産地が少ない傾向にある。



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⑥ ⑤の下の段。ここは国産のきれいな鉱物を置いていた。ここもマイナーな産地が多い傾向にある。


2に続く。


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最近の店内2

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土曜日の続きです。



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⑦京都府の鉱物の棚。当初から思うと随分入れ換わりました。初めのうちは稀産鉱物中心だった。後にマンガン鉱物ばかりになり、現在は各鉱床の型別に陳列しています。



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⑧ガラスケース。レジからみて左側にある。上段は国産鉱物と海外の鉱物で値の張る商品を置いています。例 京都市内の砂金、ホタル石、坂越の山金、市之川の輝安鉱、南アフリカのダイアモンドなど。

 中段は、アクセサリーや置物、宝飾品など。



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⑨ガラスケースの下段。主に日本産ペグマタイト鉱物を置いている。当初はほかの稀産鉱物をたくさん置いていたのだが、入れ替わりが早かったため纏まって量があったペグマタイトを置いてみた。



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⑩レジの前。最上段は中型の標本を、最下段は石榴石を集めて置いています。余った部分に大型標本を置いています。

 上から2段目は、随所にあった稀産鉱物標本をここへ持ってきました。上から3段目はきれい物を置いていて、構成は初めからあまり変わっていない。





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お盆の休日のお知らせ

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 お盆の休日のお知らせ


 8月12日 8月13日 8月14日 8月15日の4日間

 お盆休みを予定しています。

 

 なお、お盆休暇中にお越し予定の方は、8月11日午後6時までに

 連絡戴ければ、店をあけます。


 

 

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炎天下の穴探し

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 ここのところ店の都合でご無沙汰してた穴探しを再開しました。採集自体は何度か行きましたが、いずれも知人のお伴でした。先月、岡山の某銅山へ炎天下の中強行軍で行き、金生・金谷・磯部旭日とまわりました。暑さに勝てず短時間しか見て回れず、早々に退散した。

 お盆は久々に連休をとり、県境付近へ赴くことが出来ました。懲りずに同じところに行って小一時間ズリを徘徊した。斑銅鉱や四面銅鉱類はよく見つかりました。

 帰りに、備前に穴探しをした。美作土居から南下して、長閑な集落をいくつか経て細長い谷の林道をつめた。奥に2つの滝とダムがあるが、穴はもっと手前だった。


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 苔むした林道の脇に佇む坑口。


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半分以上、ごみが詰められ内部が見えない。


ズリは向かいの川原に少し見られる。棘の生えた「痛い草」が2本あり、引っかからないよう巻いて下りる。


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向かいの川原。



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石の表面をみると見慣れた焼けが。金属とマンガンの両方の焼けがあり、

前者はペーパーカルサイトを伴った、黄鉄鉱や細かい黄銅鉱などの硫化の脈や鉱染部だった。

 マンガンは、非常に堅く火花が飛び散る。内部をみると灰鉄輝石―ヨハンセン輝石系の鉱物が炭マンを取り囲んでいた。堅いはずだ。

 ピンク色系の鉱物は菱マンガン鉱とばら輝石あるいはパイロクスマンガン石があり、他の鉱物は汚い色をしたテフロ橄欖石があった。

 割れ目に非晶質のネオトス石が出来ていて、ここが弱い所為かこの裂罅に沿って割れてしまい成形し辛い。

 川原のズリも日陰になっていないのでここも暑く早くも退散した。帰路にいくつか候補地があったが、下道を駆使して帰るため時間を考えてこの日は2か所で帰ることになった。



 先月、お伴で回った銅山でのサンプルで、黄銅鉱の結晶が出てきた。黄銅鉱を錆させず表面の吹き出物を除去するのには苦労したが、何とかなった。

 結晶はルーペサイズだが顕微鏡で除くとなかなかの物だった。



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表面の黄色は黄銅鉱。周りの鋼灰色はすべて四面銅鉱の結晶。写真上部の吹き出物におおわれている褐色部は褐錫鉱―モースン鉱系の鉱物。

 吹き出物は、珪孔雀石か含銅アロフェンと思われる。この石の裏に四面銅鉱の脈と、吹き出物として孔雀石とラング石?が付いていた。




日焼けする石

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 普段は店に置いているUVライトを持ち帰って、夜中に蛍光反応を楽しんだ。

 蛍光鉱物は結構たくさんあり、短波紫外線で様々な色に光ってくれる。

 中には、UVライトから離しても燐光するものや、日焼けしてしまう石がある。

 暗い中、撮影を試みてきれいに写ってくれたので紹介したい。



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上の石は、ツグツゥパイト(Tugtupite)という鉱物。Na4BeAl[Cl/Si4O12]であらわされる。淡いピンク色の鉱物で、短波紫外線で蛍光してくれる。


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紫外線灯にくっつけて10分程照射したあとに同じアングルで撮影した。鮮赤色に蛍光していた部分が、日焼けした。しばらくすると元の色に戻る。



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もっともよく光ってくれたのが、上の珪酸亜鉛鉱(Willemite)。マンガン方解石などは全く入っていないもの。黒い粒は亜鉛の鉱物でフランクリン鉱。


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同じアングルで紫外線の照射の元で撮影。フランクリン鉱は蛍光していない。

この鉱物もしばらく照射したのちに、真っ暗な部屋に持っていくと、ボヤーっと

光っている(燐光)。


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上の鉱物は当初、ぶどう石だと思っていた。宮津の奈具海岸に近い石切り場から産した標本で、肉眼的には淡い黄色ガラス光沢をなしている。(画像では中央右手の部分)


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UVライトで照射した。黄色に蛍光した。ぶどう石は蛍光するものがあまりないはずで、次に思いついたのが燐灰石だった。長垂のペグマタイトから産した淡い青色の燐灰石もUVライトで黄褐色から橙色に蛍光した。

 この後、ルーペで詳しく観察すると顕著な劈開があったので、今は燐灰石にしている。


 

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三郎ヶ岳にて

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馬路町平野沢中池付近からみた、三郎ヶ岳(616m)

 今週の初め、三郎ヶ岳に登ってきました。千歳町の堅谷から尾根に取りついて、西尾根から主稜線を伝って山頂に立ちました。

 後半は、北の尾根を伝いタワから大平山(625m)を経由して、千山峡に下りました。


 出雲の先の府道の脇から堅谷に沿って登っていく。林道終点から谷を離れ西尾根に取りついて、登っていく。道は広いが、倒木が多く非常に歩きにくい。転がっている石は、熱変成を受けてホルンフェルスになった泥質岩やチャートで、太い石英脈が貫いている。ホルンフェルスには、特に菫青石のような変成鉱物は入っておらず、肉眼で分かる鉱物は黒雲母のみだった。

 西の尾根の突端部は岩峰になっていて、細かい水晶が堅いチャートを貫いている石英脈から顔を出していた。


 尾根を詰めると登りが緩くなり、峠に着いた。ここから先導テープに従って、北上した。


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山頂の手前、丁度山頂から僅かに南へ下ったところに、砥石と思われる掘り跡が残っていた。坑口は尾根を挟んで東西にあり、ズリはありませんでした。


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山頂は、灌木が取り払われて、明るくはなっていましたが、展望は無し。

小休止して、北の尾根に向った。


三郎ヶ岳から大平山の中間に位置する峠でも、砥石山を見つけた。


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写真は砥石のズリ。砥石はかつて「鳴滝岩」とか呼ばれていましたが、今は砥石型粘土岩になっている。


 ここから、高圧鉄塔のある600m前後のピークに向う。途中、低い灌木帯で初めて展望が開けた。

 ピーク付近から植林になり、ピークから少しで鞍部になった。この鞍部にも砥石山があった。


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大平山の砥石の旧坑。鞍部から大平山山頂にかけて幾つもの砥石の坑口があり、山頂直下まで続いていた。



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大平山の山頂。山頂を示すものは何もない。大平山は亀岡市側では名前はなく、裏山の樒ヶ原からの名前だそうだ。


 砥石の坑口まで戻りそのまま南西の谷を下りた。5分も下りると林道で、ここから桜体育館まで林道をだらだら下って行った。


 帰りに上の谷鉱山に寄ってみた。鉱山に至る道はヤブになっていて、掘場もヤブの中、ヤブの中に白い石灰岩が少し見えていた。鉱山は石灰を掘っていた。以前初めて来たときに普通の石灰岩だと思って採集したが、後に大理石であることが分かった。熱源は付近にはなく、おそらく行者山花崗岩の影響と思われる。

 

 砥石山からダラダラ下ること約1時間で、桜体育館に着いた。





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能勢妙見へ吉川から

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 運動不足の解消のため定期的に山歩きをしています。

 前回は探索を兼ねて市内の三郎ヶ岳に登りました。今回は川西市黒川から

 上杉尾根を経て、妙見山に至り光明山、天台山を踏んで余野に下ってみました。

 車で、妙見口のケーブル入口まで送ってもらい、一度県境まで目指した。峠に池があり、これを越えたところからハイキングコースに入りました。


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 深く抉られた登山道が八丁茶屋付近まで続き、そこからは緩やかな尾根道に変わった。展望は殆どない尾根で、僅かに大野山方面だけが望めた。


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●途中の展望地より黒川が見下ろせた。



 尾根が平坦になってしばらくしてから、道の横に坑口があった。西側に小さなズリがあり、灰鉄輝石、灰鉄~灰礬石榴石が多く見られた。金属鉱物は殆どなかった。上杉尾根と初谷間の山腹に「尻坂銅山」があった。以前に行ったときに少し黄銅鉱や閃亜鉛鉱が見られた記憶があって、母岩の感じが似ていたので、一鉱床かと思われる。

 ここから幾つかの小さな分岐を見送り、植林の中を登ると見慣れた山頂の駐車場に着いた。

 ここから、三角点を往復した。平日なので車での来客は殆どなかった。


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●三角点。以前(2000年以前)に来た時は裏の柵などはなく、ただ広い感じの台地にポツンと三角点があったのを覚えている。


 ハイキングコースをそのまま行くのも面白くないから、しばらく車道歩きにした。県道の三差路から池田方面にとり、初谷コースの分岐も見送って、奥の道端から尾根に取りついた。

 藪蚊はいないが、ウシアブの五月蠅い尾根で、光明山山頂も長居できず早々に下山した。

 県道峠から再び尾根に取りついて天台山を目指す。横に並走する林道に出合い、先のピークを直登すると山頂の一角に出た。

 山頂は規則正しく植林された暗い空間だったが、風が通り涼しかった。


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●下草もなく涼しかった天台山山頂。


 しばらく涼んでから法輪寺方面へ下山した。タワの直下に勝見鉱山の旧坑の一部があったため少し寄ってみた。以前はブロシャン銅鉱や水亜鉛銅鉱のついた石があったが、今回は見られなかった。

 町役場近くのコンビニで、迎えを待った。



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梅谷から鉢伏山と明ヶ田尾山へ1

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 先週に引き続いて、今週は箕面市と豊能町の境界付近の梅谷から、鉢伏山往復と明ヶ田尾山を経て高山に下ってみました。

 車で、梅谷の出合いまで送ってもらい、川に架かる小橋から梅谷に入る。9月の台風18号の影響で、谷が荒れていた。


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荒れた「梅谷」。


 「梅谷」は金属地名のようでこの谷にも勿論鉱山がある。かつては立派な杣道がついていたのだが、荒れていて道が不明瞭になっていた。

 谷は東尾根の西側を回り込み、西側の山腹はガレ場になってくる。左側上方に古い石垣の跡が見え、その上がズリだった。ズリの奥、谷の直瀑の横に

金通(ヒ 金偏に通る)押し坑口が一つあった。


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鉱山の坑口。


 鉱山では基本的に鉱石が少なく大した石は落ちていない。ズリは平坦で、落ち葉が降り積もり大きな石以外は見当たらない。おまけに藪蚊が多く、軽装だったため幾つか蚊の餌食になってしまった。

 蚊に追いつかれないように谷を登りながら鉱石を探してみた。倒木や大岩の多い谷だが、伏流水になっているらしく表面に水の流れは見えない。

 色気のものに絞って登っていると一つ小さな孔雀石を拾った。


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川原で拾った孔雀石。左右約4cm。



 鉱山の坑口は更に谷の上部にもあり、それを越すと普通の川原になり登りも緩くなった。植林内をしばらく行くと分岐になった。


 
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分岐。


 ここから鉢伏山を往復した。道標に書き込まれている地図情報が廃道になっているとか、30m戻って右からとか錯綜していたので、適当に尾根に取りついた。次第に道らしくなってきて、鞍部を乗り越した。

 
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歩きやすい尾根道を進む。


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この先で分岐となった。



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分岐点。ここから止々呂美方面に下れるらしい。鉄塔があるせいか展望が聴く。誰もいない広場でした。


 山頂はどこかと探しまわていると、どうも北西のピーク(コブか?)が高いらしいので行ってみると山頂だった。


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鉢伏山山頂(標高604m)。小さな山名プレートが一つあるだけの静かな山頂だった。昼食はすでに来る前に摂っていたので、しばらく一服して梅谷の分岐まで戻った。


梅谷から鉢伏山と明ヶ田尾山へ2に続く。




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梅谷から鉢伏山と明ヶ田尾山へ2

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お知らせ


明日10月4日は都合により臨時休業いたします。


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昨日の続きです。

 丁度昼間に鉢伏山に着き、登る前にあらかじめ昼食を摂っていたので、ここでは休憩のみとなった。

 少し下って鉄塔のほうへ展望写真を撮ろうと行ってみたが、鉄塔が思いのほかに邪魔で、ここではあきらめた。東西に展望は開けている。

 一度梅谷の分岐まで戻って、明ヶ田尾山に向う。梅谷の源頭付近は平坦な地形で、登りは緩い。


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梅ヶ谷の源頭付近に感じのいい木があったので撮ってみた。



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源頭から離れて支流の沢は、植林の中を登っていく。上部の尾根付近はやや急だったが、すぐに尾根になった。



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尾根はやや暗かったが、歩きやすい道が続いていた。


 尾根筋をしばらく歩くと、高山に下る道との分岐となった。ここを直進し、なだらかな尾根道を登っていくと山頂に出た。



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明ヶ田尾山(619.9m)山頂。午後2時頃到着。


 背中の荷が重く少し山頂で整理することにした。下の鉱山で拾った石だ。

 下の坑口付近で見つけた褐鉄鉱の塊が重く、少し小割りした。ほかに

 石英脈に珪孔雀石が染まった黄銅鉱(画像下)や、石英脈中の方鉛鉱、

 方鉛鉱に伴う青鉛鉱や白鉛鉱の付いたものなどがあった。



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中心が黄銅鉱、青色は珪孔雀石。(左右母岩7cm)



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白鉛鉱。水酸化鉄の上に白色に平たい結晶が幾つか付いている。



  整理してあたりを散策する。北の尾根は5分程行くと踏み跡が消え、急斜面になっていけそうにない。東の尾根もヤブになっていて戻るしかないようだった。結局、45分も山頂に居た。


 帰りは高山から下る。


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高山との分岐点。ここを左にとった。


 高山に下る道は沢に下りたあたりから、登山道が沢になってしまっていて、非常に歩きにくい。道は増水によって分断され、何度も沢を渡った。植林地帯を抜けると竹藪になり、高山に集落に入った。

 ここから、府道までダラダラと下り、余野に向けて歩きだす。府道で一番高い地点から金石橋の交差点まで2.2kmの道標があった。路面の下りは足に負担がかかる。橋に近づくころになると足が棒になっていた。まだそこから1.5kmはど歩かないといけない。

 時間が早ければ、府道から少し戸知山側に入ったところにある「金山間歩」に寄るつもりだったが、足元がおぼつかない。それでもなんとか行きついた。



 帰ってから、拾った石を掃除する。石は水酸化鉄の染みがたくさん走り良い標本になりそうにない。珪孔雀石を含んだやや重い石の石英脈に初成鉱物が残っていた。大部分は閃亜鉛鉱だが、一部に安四面銅鉱を見つけた。大阪北摂では初めて見た。

 また、ズリで硫カドミウム鉱だと思っていた鉱物は微細な柱状結晶で、ちょうど真ん中あたりが少し膨らんでいる。緑鉛鉱かミメット鉱思われる。

 重い褐鉄鉱はよくしまっていて重量感があり、空隙に小さな孔雀石を伴っている。ほか、珪孔雀石の表面におしろいしたように、水亜鉛土と腎臓状の異極鉱が付いていた。








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週末のお知らせ

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週末のお知らせ


週末、京都市勧業館(みやこめっせ)に於いて

第25回京都ショーに出展いたします。

よって下記の日は臨時休業いたします。


10月11日(金) 10月12日(土) 

10月13日(日) 10月14日(月・祝日)


当店の場所は、食事コーナーの裏側、

柱を挟んで会館コーナーが向いに

あります。


 



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北摂の山で穴探し1

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 ほぼ2週間ぶりに運動不足解消の山登りへ行ってきました。ただ山を登るのではなく間歩探しも並行して登っています。

 今週は、七宝山親鉉の北方に位置する能勢銅山付近に行きました。能勢銅山は単一の鉱山ではなくたくさんの間歩を総称しているようで、一庫の落合橋の付近から猪ノ子峠付近まで分布していたようです。

 入口は野間出野のゴルフ場の横から尾根に取りつきました。谷の入口に小さな間歩の跡があり、ズリも少し残っていました。ここから点名 猪子の南尾根を伝い、林道に出ました。林道直下の谷の源頭にも2つの間歩とズリを確認しました。

 林道を北上し、NHK中継所のある高岳の山頂を踏みました。


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高岳の山頂と電波塔。


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施設入口の向かって左手の笹ヤブの中に三角点がありました。


 山頂を往復して点名 猪子に向う。先ほど登ってきた尾根から僅かの切り開きから尾根に取りついた。やや急勾配の尾根だったが間もなく堀と思われる深い溝を通りこすと山頂だった。堀の先は平坦で主郭かもしれない。



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点名 猪子 四等三角点。展望まるでなし。


 元来た道を戻って、ゴルフ場の境界の谷を下ってみた。

 ここまでは坑口は3つ。


 北摂の山で穴探し2に続く。


 

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北摂の山で穴探し2

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昨日の続きです。


ゴルフ場の西の谷の源頭から谷を下りました。

初めのうち見通しの良い植林地帯で、等間隔で植林されていた。

やがてやや平坦になり、小さな池(イノシシのヌタ場かもしれない)があり、

これを越えると、先の地形がおかしくなった。

 下部に石垣が見え、上部に西から出合う谷に間歩が2つ見つかった。



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谷の間歩。


 二つ並んで開いている。どちらも入坑可と思われる穴だが、敢えて入らなかった。下に降りて休憩を兼ねて石を探す。



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ズリの石垣。


 石垣の上がズリのようで、焼けた石が散乱していた。台地の奥に大切坑と思われる坑口が一つあったが、入口が崩れていた。

 ズリは掘り返したような跡が全くなく、どこを探したらいいのか分からなかった。坑口からの軌道の延長を考えて、探したところ坑口に向って右側の沢付近に鉱石が少し転がっていた。


 
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Chalcopyrite 黄銅鉱。緑色岩中に脈をなすもの。(暗緑色の緑色岩中のやや明るい真鍮色の部分)



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Sphalerite 閃亜鉛鉱。緑色岩を貫く石英脈の盤際に塊状をなす。(写真中央部から下部にかけての黒色部)




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Galena 方鉛鉱。礫岩質の緑色岩中にレンズをなす。(写真中央のやや細長い輪郭の部分)




 おもに上に挙げた鉱物が見つかった。ほかは殆どが母岩である緑色岩か、泥質ホルンフェルスだった。二次鉱物は石膏をみたのみで、銅や亜鉛の二次鉱物は見られなかった。

 上記の標本を探すのに1時間ほどかかってしまった。今回は余り藪蚊などにやられなったが、夏季は藪蚊が酷そう。またズリの石の隙間に非常にたくさんのムカデを見た。注意したい。

 鉱山名だが、古い文献で「谷寺鉱山」の名前を見た。野間草原~西山にかけての北の尾根付近にあるらしい。鉱山の名前から寺を想像した。谷に寺があるからこの名前がきたのか、草原のこの鉱山のある谷や西山の谷も入口に寺があり、どちらの谷か分からない。方鉛鉱や磁硫鉄鉱、黄銅鉱が採集できたというが、いずれも古い話なので確認できない。

 簡単に休憩を摂り、更に先を目指す。


 ズリの石垣から、少し下るとゴルフ場の道の横にある細長い池の堰堤が見え、それと杣道の間は強烈なヤブになっている。尾根をトラバース気味に進むと、府道4号の未舗装区間に出た。


これでほぼ一周したことになる。

更に林道のような府道4号を進み、猪ノ子峠を目指す。


北摂の山で穴探し3 に続く。




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北摂の山で穴探し3

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更に昨日の続きです。


 「谷寺鉱山?」から下りてきて再び林道のような府道4号を目指す。時折車が通行するくらいの道で、途中2車線区間もあるが先は元の林道に戻り、猪子峠付近から老人ホームの前までダートになる。

 猪子峠の南の尾根に行こうと思い、取りつき口を探す。峠を越えていくと谷に降りる道は見つかった。尾根に付く道が見当たらない。

 少し峠の手前に戻って、南側の植林内に入る。適当に尾根を目指して登っていくと尾根筋からやや明瞭な道が出てきた。平坦な尾根に出てしばらく行くと竪穴のような跡があった。先にも幾つもあり、尾根を詰めて標高334mのピークの方にまで竪穴跡が見られた。坑道の陥没した跡と思われるが、数が多い。



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標高334mの山頂。多分ここが一番高いと思う。

周囲は陥没穴だらけ。少し数えてみたところ、山頂から北の尾根にかけて7つの穴、南の尾根までは3つ、山頂から南の谷にかけて5つの陥没穴があった。


 きっと下にこれらの陥没穴の入口があるだろうと思い、南の谷を下ってみた。

南の谷は下草の少ない植林地帯で遠くまで山肌を見通せる。山頂から30mくらい下りたところに山頂に向って左右に坑口の跡があった。植林したときに埋め戻されたのだろう。ズリらしき台地もあったので少しみたところ、灰鉄輝石と石榴石からなる緑色岩中に少量の黄鉄鉱と黄銅鉱が見られた。硫化物の鉱石のようなものはなく、全て母岩だった。

 谷を下っていく。台地から3分ほど行ったところの右岸側に間歩を見つけた。



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右岸側の間歩。右岸から山腹(かなり急な斜面)を登ったところにある。内部がよく分かるやや広い坑口だった。ただ入る気はしない。ズリは無く、写真だけ撮った。


 また下っていく。予想では府道に近くに出るはずだが、どこに出るかの緊張感が楽しい。先ほどの間歩から谷がやや平坦になった頃、左岸から合流してくる沢がある。これとの出合にもう一つ間歩があった。


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出合の間歩。先ほどの間歩と違いかなり狭い。なんとかしたら入れそうだが、入る気はしない。ズリもなくここも写真のみになった。



 谷が平坦になった先が少し明るくなってきた。遠目で漏斗かと思われるものがあった。炭焼釜だった。使われているものだと思われるが、周囲にあまり炭が落ちていない。


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古墳に似た炭焼窯。丹波北山でよく見られる炭焼窯で完全なものは久々に見た。大抵天井が崩れて石垣だけになっている。


 炭焼窯から先はやや急になって畑の横を通って予想していた府道にでた。今回はヤブ漕ぎの連続でいつもの倍疲れた。帰りの待ち合わせ場所を野間の大ケヤキの前に指定して、ぼちぼち歩く。


 山をおりて約30分で「野間の大ケヤキ」に着いた。



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野間の大ケヤキ。石柱の前で腰を下ろしてそこから撮影。写真では分かり難いが、かなりでかい。下田尻から峠を越えて出野の府道を歩いているときから見えていた。


次は西の方へ行ってみようと思う。




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双ヶ丘にて

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 昨日、会館に行く前に「双ヶ丘」を歩いてきました。前に来たのは8年前でよく通る丸太町通に面してるので見る山だったが、今回で2回目になった。

 前回通り南から遊歩道を入った。一応階段は作ってあったものの、足元の関係でよく滑るので、階段の脇を登った。

 亀岡は朝から酷い霧で寒くて厚手のセーターを着込んでいたが、三ノ丘に着くころには汗だくになった。


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三ノ丘山頂の標識。


 ピークのまわりが堀で切られていて、山城の郭のようになっていた。北側も同様に堀で切られて台地になっていた。ここも山城かもしれない。

 三ノ丘から二ノ丘へ。一度小さく下って鞍部から登り返す。気になる大岩が稜線にあったが水晶らしき姿は見られない。昔、この辺りで水晶やホセ鉱A、自然金、スコロド石、泡蒼鉛などが出たそうだ。40年くらい前の話らしい。

 足元を見ながらだらだら歩くと二ノ丘に着いた。標高102mだそうだ。地形図には標高は掲載されていない。ここも三ノ丘と同様に展望はない。



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二ノ丘の標識。


 二ノ丘からは少し急坂を下る。少しの間つま先に体重がかかる。すぐに鞍部でそのまま直進し一ノ丘へ。

 やや登ると正面が明るくなって古墳の前に着いた。


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山頂。奥に見えるのは小塩山・京都西山。


山頂の一角を一周して、再び山頂で少し休憩して下山した。住宅街に囲まれた山の割には登った感があった。

 下山し仁和寺の前から一条通、中立売通を経て目的地に向かった。


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石堂から三草山へ1

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 今週は、石堂から三草山を目指しました。石堂鉱山というマンガン鉱山の裏口より、仮称 牛ノ子峠を経て長石産地を見て宮峠へ、更に竜王山を踏み、三草山へと縦走しました。

 道路標識に「牛ノ子山へ」の道標から山に入りました。オフロードバイクの轍が深くなり本物の沢と見分けがつかなくなった峠道をダラダラ登っていく。峠道を入口から2つ目の沢を詰めると尾根を挟んで南北に坑口がたくさん見られる石堂鉱山に至り、尾根を東進すると防火線を通って牛の子山に至る。

 今回はそのまま谷筋を通り、峠を目指した。入口から約30分で仮称 牛ノ子峠に至る。


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仮称 牛ノ子峠。峠を示す標識などは殆ど見られない。峠の東側から撮影。

右へ行くと牛ノ子山、左が宮峠、奥が石堂へ、手前は長谷へそれぞれ至る。


 峠から北へ向かう。以前に石堂鉱山の探索に来た時に一度ここまで来て尾根を西進して鉱山を見つけた。今回は、まともに山頂を踏みにいく。

 赤テープが先導してくれるが途中に消えてしまった。径を探して適当に登ると山頂に出た。



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牛ノ子山。三角点と数枚の山名プレートが残されている。山頂の展望は殆どなく、樹間に少し高岳の前衛の尾根が見える程度だった。


 写真を数枚撮り、峠に戻る。山頂周辺はヤブになっているが、たいしたヤブ漕ぎもなく峠に戻れた。

 峠からは宮峠を目指す。尾根筋に至ると思われる径が南に延びていたが、南西に延びる杣道を取った。とてもいい感じの山道で遅れている紅葉が少しだけ感じ取れた。


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峠から数分のところ。


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峠から尾根を一つ乗り越した先。


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四ツ辻から宮峠に至る分岐の手前。


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四ツ辻と宮峠の分岐。

右へ行くと仮称 牛の子峠、左へ行くと宮峠へ、奥へ行くと四ツ辻へそれぞれ至る。この辺りから道の表面に有馬層群の流紋岩質溶結凝灰岩から風化分離した高温石英と正長石の結晶が転がっている。傍目にはドングリを拾っているようにしか見えない。


 分岐の先で山仕事の男性に会った。この道は地形図に破線が記載されていないので、どこに行くのか聴いてみると、長谷地区の八坂神社に至るそうだ。

 まだそこまでは行っていないので、この道をとって宮峠を目指した。尾根を巻いてダラダラとした登りが続き、幾つかの谷の源頭を巻いて、正面がやや明るくなると稜線に出た。


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尾根の分岐。宮峠側から撮影。


 尾根に出ると先で初めて北側に展望が開けた。横尾山から剣尾山の稜線をよく見える。展望地はすぐ終わり、尾根上のコブを西側から巻いて、宮峠に着いた。


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宮峠(宮ノ峠とも)。




石堂から三草山へ2に続く。



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石堂から三草山へ2

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前回の続きです。


石堂から仮称 牛ノ子峠をへて宮峠(宮ノ峠)に下ってきました。右は裏山林道へ左は八坂神社を経て長谷在所に至る。直進し竜王山に向う。

 本来は竜王山のはずだが地形図には「滝王山」という字で記載されている。誤植か。


 杉林の中を初め急登し、尾根が緩やかになった先のコブに点名 長谷の三角点があった。


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「点名 長谷」 509.3m.  



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「点名 長谷」の山頂。


 三角点周辺はややうす暗い植林の中で展望はないが、落ち着いた山頂だった。ここから先は広い尾根が続いて下草もなく歩きやすいが、径が薄くなっていく。


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この辺りから道が細く、径が薄くなってくる。


 三角点を過ぎると、岩尾根になりだしてヤブに突っ込んだりしながら高度を稼いで行く。正面に大岩が見えだすと山頂は近かった。

 中でも一番大きな岩の横に祠と山名プレートがあり、山頂に着いた。ただし祠の横よりも岩の裏手の方が若干高いので、そちらへまわってみると山名プレートが複数枚ある山頂だった。



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祠のある山頂。写真左手に見える大岩の上に祠がある。


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竜王山(570m) 祠の裏手にある山頂。ここが一番高いらしい。


 岩尾根は落ち葉が堆積して歩きにくい。滑るような岩はないが、枝が足に絡まる。少し休憩して先へ進む。

 暗い植林が続き、尾根は方向を変えて南東方面に張り出してくる。少し前方が明るくなってくると径はヤブの中に突っ込む。強烈なヤブだが再び植林の中に入ると歩きやすくなって、僅かな時間で林道に下りた。

 林道の先は小さな峠になっていて「打越」と云うらしい。分岐を見送って右方へ進む。


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打越から才ノ神峠間の林道。


 僅かに尾根上のピークを南側から巻くと「才ノ神峠」に着いた。現在8方向からの道の分岐点になっている。


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才ノ神峠。次は三草山だ。




石堂から三草山へ3に続く。




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