滝めぐり
真奥大滝
京都府舞鶴市上漆原
岡田由里の不動の滝を辞して,府道576号を北上しました.下漆原で府道576号と別れて,府道45号に入りちょっと最寄りの炭鉱に寄りました.
再び府道45号を宮津市方面へ北上しました.上漆原まで来た時に,手持ちの地図に書き込んでいて,以前から気になっていた真奥大滝に行ってみました.
由良ヶ岳への登山口となる交差点に案内板があり,そこから林道が奥へ伸びていました.林道は少し先の神社のところで二股となり,その付近からダートになりました.
途中に表面が汚れて読みづらくなった道標があり,林道終点まで登って行きました.終点からは徒歩となりました.
林道途中の現地案内板(道標).
林道終点のところにある道標.登山道は写真中央から右手に行くのですが,何を考えたのか左奥へ行ってしまいそうになりました.少し入ったところにコンクリの土台が残る場所に着き,それより奥は径も判別できなくなっていました.
右の方へ行くと,林道終点から少し登ったところで沢を渡り,その先で二股に分かれていました.出合のところがやや広く踏み跡がはっきりしないところがあって,大きな水音のする本流の方へ,登って行きました.
出合から少し登ると水音が大きくなり,下の方の滝に出ました.
下の方の滝(仮称).高さは5mくらい.その上にもありました.
下の滝を登山コースに戻って巻いて中の方の滝の下へ下りました.
中の方の滝(仮称).こちらは二段になっていました.
さらに登ると目的の滝が見えてきました.こちらには滝標があり,足元の悪い斜面を滝の方へ下って行きました.
真奥大滝.落差は30mくらいという.上の方が紅葉していていい感じでした.
滝の上の方の紅葉.登山道は滝の東から巻いているようでしたが,足元が悪く,これ以上は登りませんでした.
滝の落水口より上の方にあった渓流瀑です.
その下.
滝の上の方.
下の方.もう少し苔むしている方が良かった.
時雨てきましたので,登路を戻りました.雨上がりなのでもう少し水があればと思ったのですが,この程度でした.沢の転石を観ながら下りました.よく見た石は緑色岩(あとで地質図をみたら夜久野岩類だとか),ほかに白色に近い花崗岩類を目にしました.一部にチャート質の堆積岩があって,その挟みの部分の砂岩がホルンフェルスになっていました.砂岩質ホルンフェルスなので,変成鉱物などは全く見られませんでした.またこのホルンフェルス中に熱水が通ったらしく,白雲母と黄鉄鉱を含む石もありました.
再び,晴れ間が出てきましたので,次の滝に向かいました.
以下,ルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描ているため縮尺は無視しています.参考程度に.