滝めぐり
―流肩の滝―
京都府京都市左京区大原小出石町流肩
清水山の滝(仮)を辞したあと高谷川を下り14年くらい前にマンガンを拾った谷にある滝を観に行きました.マンガンのサンプリングはしたのですが,当時は画素数の少ないデジカメしか無く,持参してもいなかったため写真がありませんでした.そこで寄ってみました.入り口付近に目印になるようなものは一切なく,「府道から見える滝」という覚えだけで,赴きましたので二度三度通り過ぎてしまいました.
ようやくその谷についたところ,14年でだいぶ変わりました.滝の東にあった小屋は無く,昨年の台風で倒れた植林によって滝が見辛くなっていました.
目印の標識.これ以外の目印は無い.
流肩の滝(仮称).この滝も名称がわからず,山域名をとって「流肩の滝」と仮称しました.14年前に来たときは倒木などは無く,「この滝,どっから巻くねん!」って言うくらい壁でした.
少し近づいて撮影.足元が悪いので少し近づいて撮影しました.
14年前に行ったとき滝は,東側から巻き道が付いて居て上に登れました.滝の上はかなり朽ちた木馬道が残っていて,少し上でマンガン鉱を一つ拾いました.
パイロクスマンガン石.水中にあったのでかなり分解して二酸化マンガンになっています.標本はこれ1個しかありません.
この石以外の金属マンガンはありませんでした.ほかに二酸化マンガンが少しありました.のちに知人に提供して調べてもらいましたが,谷の源頭付近に坑口があって二酸化マンガンしかなかったこと.金属マンガンは筆者の残した石しかなかったことを伺いました.
以下,アクセスマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.
また,14年前に訪問した時の野帳の地図も載せておきます.