今週は、石堂から三草山を目指しました。石堂鉱山というマンガン鉱山の裏口より、仮称 牛ノ子峠を経て長石産地を見て宮峠へ、更に竜王山を踏み、三草山へと縦走しました。
道路標識に「牛ノ子山へ」の道標から山に入りました。オフロードバイクの轍が深くなり本物の沢と見分けがつかなくなった峠道をダラダラ登っていく。峠道を入口から2つ目の沢を詰めると尾根を挟んで南北に坑口がたくさん見られる石堂鉱山に至り、尾根を東進すると防火線を通って牛の子山に至る。
今回はそのまま谷筋を通り、峠を目指した。入口から約30分で仮称 牛ノ子峠に至る。
仮称 牛ノ子峠。峠を示す標識などは殆ど見られない。峠の東側から撮影。
右へ行くと牛ノ子山、左が宮峠、奥が石堂へ、手前は長谷へそれぞれ至る。
峠から北へ向かう。以前に石堂鉱山の探索に来た時に一度ここまで来て尾根を西進して鉱山を見つけた。今回は、まともに山頂を踏みにいく。
赤テープが先導してくれるが途中に消えてしまった。径を探して適当に登ると山頂に出た。
牛ノ子山。三角点と数枚の山名プレートが残されている。山頂の展望は殆どなく、樹間に少し高岳の前衛の尾根が見える程度だった。
写真を数枚撮り、峠に戻る。山頂周辺はヤブになっているが、たいしたヤブ漕ぎもなく峠に戻れた。
峠からは宮峠を目指す。尾根筋に至ると思われる径が南に延びていたが、南西に延びる杣道を取った。とてもいい感じの山道で遅れている紅葉が少しだけ感じ取れた。
峠から数分のところ。
右へ行くと仮称 牛の子峠、左へ行くと宮峠へ、奥へ行くと四ツ辻へそれぞれ至る。この辺りから道の表面に有馬層群の流紋岩質溶結凝灰岩から風化分離した高温石英と正長石の結晶が転がっている。傍目にはドングリを拾っているようにしか見えない。
分岐の先で山仕事の男性に会った。この道は地形図に破線が記載されていないので、どこに行くのか聴いてみると、長谷地区の八坂神社に至るそうだ。
まだそこまでは行っていないので、この道をとって宮峠を目指した。尾根を巻いてダラダラとした登りが続き、幾つかの谷の源頭を巻いて、正面がやや明るくなると稜線に出た。
尾根に出ると先で初めて北側に展望が開けた。横尾山から剣尾山の稜線をよく見える。展望地はすぐ終わり、尾根上のコブを西側から巻いて、宮峠に着いた。
石堂から三草山へ2に続く。
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