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盆登り —峠山と筱見四十八滝1―

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丁度お盆の時期に定休日でしたので

 

普段は通り過ぎることの多かった,筱見四十八滝に行ってきました.

 

滝巡りだけでは面白くないので,稜線上にある峠山もピストンして

 

きました.

 

 

 

駐車地点.

 

 普通車8台くらいは駐車できる広場から,案内板に誘導されて,北の谷

 

に入った.

 

 しばらく前に多紀連山にガスがかかっていましたので,表面は濡れて

 

いました.

 

 少し進むと水音がしてきてはじめの滝,「手洗滝」につきました.

 

手洗滝.落差は目測で4m内外.登山道の脇に架かり本当に手が洗えるくらい

近い.

 

 雨が落ちてきそうなので,先に進む.道は滝の左手を巻いていて,道と云う

 

より沢のようになっていて水が溜っている.手洗滝を巻いて行くと奥に次の滝

 

が見えた.

 

右手も左手もチャートの壁.狭い谷間に道が付いていた.

 

「弁天滝」.2段になっていて上部が「肩ヶ滝」下部が「弁天滝」だそうだ.

 

「肩ヶ滝」の上部は手前の岩がオーバーハングしていて全体がよく伺えない.

 

袂のお堂が弁天さんなのかくりぬかれた岩盤に鎮座していた.背後のチャート

 

の壁が一直線なので,お堂から対岸を見ると,坑口のようなものがあった.

 

 お堂の奥も続きがあるようで炉材珪石を掘った鉱山跡なのかもしれない.

 

 

 滝の右手を巻くように登山道が付いている.チャートの壁に直接つけたような

 

道でトラロープが張り巡らされている.

 

 チャートの壁を攀じるようにして岩壁を越したら分岐になり,長滝への道標が

 

出た.

 

 やや急な斜面を下ると目の前に滝が現れた.

 

「長滝」.落差は40mくらいだろうか.落下口まで見えるすっきりとした滝.

 

 

 

 蒸し暑さが増してきて少し休憩をとって,次に向かう.

 

 木の根に躓きそうな斜面を登って分岐まで戻り次の滝に向かう.

 

 

 出た.鎖場.

 

 あるとは聞いていたが本当にあった.

鎖場.高さは10mくらいだろうか.

 

 諸所にあるチャートの大岩を横切るようにして径を進んで行く.淵のような

 

感じのするチャートの壁に挟まれた先に次の滝があった.壁を回り込むと

 

滝が見えた.

 

「シャレ滝」.由来はよくわからない.浸食がすすむとこの大岩は半分に割れて

しまうのだろうか.現場はやや暗いが趣のある滝.

 

 滝の左岸から巻道が付いている.しばらく巻いて短い鎖場を越えていくと

 

「大滝」への道標が出た.山腹の狭い径から川床に降りて沢沿いに上っていくと

 

「大滝」についた.

 

 

「大滝」.こちらは落差30mくらいだろうか.随分上にもう一段ありそうだが,

遠くてよく見えない.

 

 次の滝へは右岸から道が付いている.右岸をチャートの壁に沿って少し

 

登ると終点の道標があり,それと同じところに周回コースの道標もあった.

 

 峠山まで足を延ばそうと思っていたので,周回コースに入る.

 

 すぐ横にあるチャートの壁を攀じり,一度下った先に滝が見えた.

 

「一の滝」と「二の滝」.上部が一の滝と思われる.左岸に立派なチャートの壁

がそびえていた.

 

2に続く.

 

 

 


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