今回は穴探しを兼ねて
初夏の砥峰高原と夜鷹山に行ってきました.
前回来たときは山焼きの後でした.
峰山高原との連絡林道を南進し,坂の辻峠方面にとりしばらく進むと目的の
穴のある谷の入り口に着いた.
林道から分かれて感じのいい尾根を適当に下って行った.
小さな断層がとおっているらしく,尾根はズルズルの黒土と落ち葉でよく滑る.
左手の谷がおかしなマウンドが続き,源頭の下にズリらしきものが見え,それ
に沿って足元を外さないように下っていくと坑口に前に着いた.
軌道の先が坑口.写真左手はおそらく坑道が陥没した跡.
坑口の下の沢で幾つか鉱石鉱物を拾った.沢沿いに露頭がありました.
脈の両盤はおそらくホルンフェルスで,珪化した脈中に黄鉄鉱や硫砒鉄鉱が
見えた.
上の露頭の直写しです.
更に下に二次帯の露頭がありました.
ぼそぼそのスコロド石からなる塊があり,源鉱物は部分的に残っているものの
母岩はボロボロでサンプルに向かなさそう.
さらに下方に選鉱所・精錬所跡があるらしいが,逆登山で帰りが大変そうなの
で切り上げた.
2に続く.
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