明日,大阪ショーの会場へ搬入に行きます.よって店は土日を挟んで臨時休業になっています.本当は本日から搬入なんですが,平箱の積置なので20分ほどで終わってしまうため,前日入りにしています.
店から会場のOMMビルまでは,距離があるものの時間の計算ができて非常に行きやすい.池田街道から箕面トンネルを抜けると新御堂で,そのまま南進し下道に降りるともう市役所前で,早かったら1時間半,遅くても二時間見ておけば着いてしまいます.
京都の方は道路行政が悪く,距離は半分以下なのに大阪に行くのと同じ時間か,それ以上かかってしまう.隣町なのに...
持っていく標本は一通り全県のものを揃えましたが,関東地方のものがやはり弱く,西日本中心になってしまっています.何個か何十個かは面白い鉱物を入れていますが,現場でどこにあるのかを聞かれても,一応探しはしますが,人によって見方が違いますので,一通り見てもらうしかありません.
鉱石鉱物に最近凝っていますので,そちらの方が多くなってしまったように思います.
何とか今年は全日程が晴天のようなので安堵しています.
Chalcopyrite 黄銅鉱 CuFeS2 正方晶系 産地:秋田県阿仁町阿仁鉱山
東北の金属鉱床では普通の鉱物で,この産地のものも良く出回っていますが,上の標本は鉱石にされていたもので,全く結晶は付いていません.少量の黄鉄鉱を混じえるほかはほとんどの部分が黄銅鉱です.随分まえから鉱石を探していたのですが,凝灰岩質の母岩にちょっとだけ結晶のついたものや,鉱石には程遠い盤際に水晶が生えて,その上に黄鉄鉱の小さな結晶がたくさんついたものなどが多かった.(これらは当時みやげ物にされたいたもので鉱石には程遠い.)ようやく昨年末に塊状のものを入手できました.
産出坑道は不明ですが 黄銅鉱質の鉱石の重さの分かる標本です.(大きさ75mm×60mm×20mmの紙製黒箱がぴったり入る大きさです.)
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