やまのぼり
相ノ山.相ノ山北西尾根より.
飯盛山.飯盛山の南の峰より.
相ノ山・飯盛山
兵庫県加古川市平荘町・小畑
― 一ッ山・相ノ山を経て飯盛山へ―
2
昨日の続きです.一ッ山から下ってきて,県道を少し西進したところのヤブの切れ目より山に入りました.
ここから入った.
はじめはシダヤブの中の直登.
鉄塔が見えてくると石が出てきました.
鉄塔を過ぎると一枚岩のようなところに出ました.
岩の上を直登りになりました.北西の風が吹いてきて寒い.灌木のあるところまで休憩せずに登る.
灌木帯に入ると強風がましになりました.
再び一枚岩の登りになりました.
一枚岩の登り.左手の方から時雨てきそうな雲が流れてきました.強風もあり,さっさと登る.
眼下に平荘湖.鉄塔の奥は鍋山.
山頂が近くなったころに霰が急に降ってきました.灌木の中なので風は感じませんが,時折強風が吹いて肌寒い.
尾根から高砂市街が見えていました.奥の高い山は小豆島の星ヶ城山.
黒岩山の鞍部から高御位山.
急坂を上りきると相ノ山に着いた.
相ノ山.標高179mという.灌木帯の中なので展望はあまりなかった.北西の方角より激しく時雨てきそうな暗雲が流されてきたので,飯盛山に向かう.
その先はかなり歩きやすい道となりました.一旦下って,次のピークに着く.
196m峰の分岐.飯盛山方面に採る.
また歩きやすい道になった.
鉄塔が見えてくると明るくなりました.
気持ちのいい尾根になりました.
200m峰.もう少しで山頂.またまた曇ってきた.
飯盛山との鞍部に東方が開ける場所がありました.鉄塔のある山は愛宕山.
再び岩が出てきました.
飯盛山.標高216m.山頂からは東方の展望が利いた.
小野市方面.奥の方の山は三田の山.
三木方面.
再び霰が降ってきました.ここから下山にかかりました.
飯盛山の下りで,熱水が通ったような白色部の露頭がありましたので観察しました.
白色化した母岩の下の方に,転石があって,観察したところ,淡褐色の長石の自形結晶がいくつか入っているものがありました.変質していない母岩は溶結凝灰岩のような岩石でした.
そこからは単調にくだりました.
再び鉄塔へ.
相ノ山の山頂から南に延びる尾根道から下りました.
南尾根の鉄塔の下付近にあった露頭.
露頭の一部に球顆流紋岩のような部分(脈?)があって,白色の球がいくつか入っていました.球の割れ目を見ると放射状の鉱物が入っていて,転石を一つサンプリングしました.帰ってから表面を水洗いしてから表面を観察したところ,肉眼的にモルデン沸石でした.
鉄塔を見上げる.
そこから少し下ると県道に出ました.
駐車場で少し休憩をとって,この後は滝めぐりになりました.
以下は今回の一ッ山・相ノ山・飯盛山のルートマップです.いつも通りペイントで描いているため,縮尺は無視しています.参考程度に.