たきめぐり
三段の滝(仮称)
京都府南丹市日吉町・京都市右京区京北
栗東からの帰りに琵琶湖大橋を渡り,途中越経由で大原に入りました.江文峠から静原に抜けて,鞍馬本町の入口まで来たところで,このさき信号待ちと渋滞がしんどいので,花背峠を越えて大堰川上流に抜けました.大堰川沿いを下流へ行くと,宇津峡に差し掛かりました.
「峡」の字がついていますが,特段変わった地形は無く,ぼんやり水が流れている感じのところで,「一応,丹波Ⅱ帯なので滝がどこかにあるかも..」と思っていました.
この滝は南丹市日吉町と京都市右京区との境界にある谷の入口にあって,古くは何かしらの名称があったのかもしれませんが,いろいろ調べたところは,該当する名称は見つかりませんでした.普段は下草に覆われて,道からは見えませんでしたが,今回は芽吹きの季節なので,下草は無く,拝むことが出来ました.
滝のある地点.
三段の滝(仮称).よく見ると4段になっているようにも見えました.落差は合わせて6mくらいか.
上の方.
中段.
下段.
滝のある谷にあった岩石は主に緑色岩とチャートで,ほかに玄武岩のようなものも少しありました.
以下は三段の滝(仮称)付近の図です.いつもの通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.
滝の前の道は狭い上に,よく10トン車が通るので車の往来に注意が必要.