東床尾山 補遺1
前回に紹介しきれなかった写真を紹介します.アップデートできる枚数が決まっていますので,2回に分けて紹介します.
衣谷の登山道を詰めていって尾根に上がる手前にあった砥石山です.当地のほかに幾つもあってその付近は尾根が痩せているといった特徴がありました.
東床尾山から西床尾山へ至る稜線上にあった砥石山のズリ.尾根が痩せたところに,このような掘り返したような跡があって,東床尾山の東尾根にもありました.
砥石の産状.東床尾山山頂直下の砥石が散らばっている現場です.
東床尾山から東の尾根を辿った先の峰越林道の法面の露頭です.これの真上の尾根上に有刺鉄線で囲いの残る掘下ったような鉱山の跡があって,それの関係と思われる熱水脈が少し出ていました.写真中央よりやや左の上から下へ白くなったところが熱水脈です.母岩の安山岩質岩は変質していて粘土鉱物のような質感の石になっていました.肉眼的に黄鉄鉱のような鉱物は見ていません.熱水の露頭は,この露頭の西側に張り出す尾根の突端の法面にも2本出ていました.
ほか,感じの良い山道の写真です.現地はいずれも小滝からの道との分岐の直下付近です.
2に続く.