2の続きです.
大部峠から落ち葉の敷き詰めた古道
を下っていくと林道の分岐になった.
林道分岐.
ちょっと寄り道をして左に取ると,炭焼き窯跡がある.
炭焼き窯跡.
北摂ではよく見る炭焼き窯で,まだ保存状態はいい.
この近くにT鉱山があるが,今回はここだけよった.
かつては下のような鉱物を産した.
白鉛鉱.頁岩中の鉱脈鉱床で,褐鉄鉱に覆われた石
を割ると細かい白鉛鉱がよく見られました.光沢が強く
結晶もしていました.ほかに異極鉱や水亜鉛土,孔雀石
,緑鉛鉱などの二次鉱物も産しました.
分岐にもどり,池のあぜ道を歩く.現役の炭焼き窯を
左に見て沢を渡ると,舗装した道になり,やがて雨森山
への登路との分岐となった.
分岐は左手(東方)の未舗装道を採る.雨森山への道
標もあるから間違えることが無い.
林道はしばらく植林内を登るようになった.途中道標の
無い林道分岐があるが,これは直進を選んだ.
左手に堰堤が見えてきて,谷は少し北上気味だったの
が東進に変わった.
沢を渡ったあたりの鼻の上方にかつて間歩があったが
今回は登らなかった.
林道を直進し,林業関係の方とすれ違う.積荷が空に
なったトップカーが急な林道を登って行った.
前方が明るくなってくると源頭近くになり,勾配も増して
きた.
源頭近く.
ヘアピンカーブを過ぎると峠で,ミネノ窯というらしい.
4につづく.
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