やまのぼり
星ヶ峰.滋賀県蒲生郡竜王町鏡より.
鏡山.滋賀県蒲生郡竜王町薬師 鳴谷コースより.
星ヶ峰・鏡山
滋賀県蒲生郡竜王町鏡・山面・薬師・野洲市大篠原
運動不足の解消で今回は野洲市・蒲生町界の星ヶ峰・鏡山にしました.国道8号の道の駅までは下道で行きました.京都市内はあまり混んでいませんでしたが,膳所から瀬田川を渡るまでがしんどくて,アプローチは40㎞程度しか無いのに時間が3時間もかかってしまいました.
道の駅に車を停めて置いて,脇の登山口より山道に入りました.
登山口.
神社の奥の宝篋印塔の奥から山道となりました.
しばらくはこんな道が続きました.
しばらく道なりに登り,露岩が出てきて間もなく北東に派生する尾根に乗りました.
その先からはこんな尾根道になりました.
道標のあるコブを通り過ぎて.
正面がやや明るくなってきました.奥に城跡のような台地が見えてきました.
台地の上に登るまえに立派な石垣があるのでそちらに寄りました.
石垣.一部が崩落して欠損していました.
星ヶ峰.標高は222mという.山頂は星ヶ崎城で北の端から旧街道が眼下に望める好展望が広がりました.
現地案内板より.築城の時代がはっきりとは記載がなかった.
山頂の北東の展望地より近江八幡方面.
鈴鹿山脈の方面.
この日は終始,暴風に近い風が吹ていていて,展望地に長居できませんでした.鏡山へは先が長いので城跡をあとにしました.
城跡からは幾つもの峰やコブを越える.
標高228mのピークから先は両側が切れ落ちたようになっていて,山腹に抉れたような跡が散見した.どうも石切場の跡のようで,それがしばらく続きました.
峰伝いに歩いているので,入り組んだ尾根などは,枝道があると迷ってしまうのですが,この尾根は諸所に道標があって迷うことはない.
足元は真砂土でズルズル滑るのが難点で,足元を見ながら歩きました.
足元を見ながら歩いていると,小さな尾根のコブに差し掛かりました.風化に耐えているので,何でできているのかと思っていたところ,花崗岩中に幅10㎝くらいの石英脈が貫入していました.
この少し先から尾根が痩せてきました.
大岩が出てきだし,ピークを巻く.
山頂手前の峰の南側にトラロープの設置されているところがあった.ここは慎重に下った.
一旦鞍部に下って登り返す.岩尾根に近くなってきました.
表面に明るくなると,鏡山三角点に着いた.西側に展望があった.標高386mという.ここも風が強いので,南下して植林の中へ進んだ.
頭のキレイな三角点.
植林内の平地に竜王山の山名プレートがあった.こちらは展望台があるが山頂には展望はありませんでした.展望台に行きましたが,時雨ていて長居できませんでした.
ここからは,鳴谷コースで下りました.
谷筋にナメ滝が一つありました.
池に出た.
池の堰堤から鳴谷渓谷沿いの道になった.山道まで河原のような状態になっていて,その横にナメ滝様の滝がありました.
ナメ滝.長さは30mくらいでした.
鳴谷側の登山口.
ここから長い車道歩きになりました.国道477号沿いに道の駅まで戻りました.風が強く押し返されそうな感じでした.
―コースタイム―
道の駅登山口――星ヶ崎城跡――鏡山三角点――竜王山――鳴谷口
24分 49分 4分 1時間5分