やまのぼり
愛宕山.飯盛山の南尾根より.
愛 宕 山
兵庫県加古川市平荘町西山
‐平荘湖周囲の山,愛宕山,飯盛山,相ノ山,一ツ山周回-
どういうわけか,この時期は播磨地域の山に来てしまう.アクセスが良いのと駐車場があるのと,岩場からの展望が良いからと,道がはっきりしている,山自体が低いなどのいい点がある.
今回はどういうわけか,過去3回の訪問のうち,この山だけが取り残されてました.愛宕山を中心にして,北側にある飯盛山,南側にある相ノ山,一ツ山を歩きました.
登山口.
平荘湖北側の駐車場から鉄塔を経由するコースを採りました.
はじめの登りはこんな感じでした.
灌木帯を抜けると頭上に鉄塔が見え岩尾根になりました.
相ノ山から北に張り出す尾根ですが,同緯度でこれくらい標高のある地点はこの尾根しかなく,なにかほかの風化に強い岩質でできているのかと思って,鉄塔付近から足元を観察しながら登りました.
鉄塔.
次の鉄塔まで岩尾根が続く.
次の鉄塔の先で道標が右へ指していた分岐があって,相ノ山を東から巻く道のようだ.ここを取って,相ノ山は帰りに寄ることにしました.
相ノ山の東山腹を縫って,正面がやや明るくなると分岐でした.
分岐.右へ取る.道標は特になかった.
鞍部にいったん下り,次の分岐のピークまでが少々つらい登りでした.
飯盛山との分岐.ここはひとまず,愛宕山方面に取りました.
いったん鞍部に下り登り返すと道標の無い分岐で,北方面に取りました.
鞍部からの愛宕山.
分岐からいったん下り登り返すと鉄塔のある山頂に着きました.
愛宕山.標高は192mという.山名からして神社があると思っていたのですが,鉄塔があるだけの展望台でした.
愛宕山からの展望.手前は飯盛山.中央右は志方城山.北の方の高い山は冠雪で白くなっていました.
季節風が強く寒いので,往路を戻りました.
飯盛山の分岐から飯盛山を往復しました.
途中東側の露岩がある地点で東の展望を見たあと,洞貝山分岐まで来ました.
洞貝山分岐.
洞貝山はこの山塊最後の山ですが,登り返しがつらいので,次回以降の持ちこしとしました.分岐からひと登りで飯盛山に着きました.
飯盛山.標高は216m.北側に反射板があって,その横から南東方面の展望がある.下草が高く展望は少なかった.
ここから,往路を戻って相ノ山へ取った.
下りは早い.だらだら歩いていると分岐まですぐでした.
分岐.ここを左へ取ると相ノ山東斜面を通って,北尾根に出る.ここは直進しました.
相ノ山.標高は179m.灌木があって,登山道沿いにしか展望がありませんでした.ここも北風が強い.風切り音がずっとしている.
高御位山方面.いつか行こうと思っているがなかなかその機会がない.
家島方面.遠望でいろいろ写しているとその中にあった.奥の高い山は小豆島の
山.
ここでようやく一周してきました.往路は右へ取りました.
下っていると,どこをどう間違ったのか尾根の鞍部の車道に出ました.ついでなので,一ツ山を往復しました.
一ツ山まではそんなにキツイ登りもなく,小広い台地の登るとその先が山頂でした.
一ツ山.標高は70m.ここは展望が無く,少々ヤブっぽくなっているので,長居せず,直進して岩場の上に出ました.
岩場に出ると,標高は低いですが,高砂市街と加古川方面が見えました.
岩場から東山腹方面にまわって,元の車道に戻ってきました.これで今回の山行を終わりとしました.
―コースタイム―
(写真を撮りながら,休憩しまくって歩いているため,所要時間は多少,多めになっています.参考程度に)
登山口――愛宕山――飯盛山――相ノ山――一ツ山――登山口
30分 27分 16分 27分 3分
総所要時間(休憩込) 1時間43分.