やまのぼり
十方山
大阪府三島郡島本町・京都府乙訓郡大山崎町
前回の続きです.
断層露頭の前の橋は通行止めで,水無瀬の滝方面から分岐する径を取りました.
水無瀬の滝の分岐にある十方山への道標.
階段を上ると,名神高速の側道にでて,道なりに法面の上に登っていきました.
名神高速を見下ろす.
折り返し地点に再び道標があった.
折り返して,道なりに登っていくと,天王山断層露頭のある真上の谷沿いの道になりました.左右は管理された竹林でした.
竹林の中の登り.
道は折り返して,尾根の切り開きにでて,そこから尾根に沿って道が付いていました.
ここで,小休止.蒸し暑く,すでにシャツは汗でボトボトに.
そこからやや勾配が増し,雑木林が出てきました.
そこを登るとやや勾配は緩やかな,快適な道になりました.
尾根に露岩が出てくると竹林は無くなった.
ここでまた,小休止.今回は1リットルのお茶2本とジュース1本を持って上がりましたが,ここですでに1本を消費しました.
このさきから尾根が細くなった.
また岩が出てきました.尾根がちょくちょく抉れていて,沢のようになった部分があった.ときに思いもしないところに凹部があって,表面を観察しながら登っていたところ,砥石の木っ端があった.尾根上の凹地は砥石の掘跡かもしれない.
しばらく露岩のある道になりました.少し下の岩は鏡肌のようになったチャートも見られました.
ここでも小休止.蒸し暑いので汗を拭いながらの登りとなりました.
ここからしばらく下り気味の道になりました.
倒木のところから若干明るくなりました.
ここを登ると展望の利く,大岩に出ました.
大岩.ここで少し長く休憩しました.全コースの中でも,展望は一番いいかもしれない.
甘南備山方面から貝ヶ平山が見えていました.
展望の良い岩からはわずかな登りで,十方山に着きました.
十方山.標高304.4m.露岩の点在する雑木林の中の山頂でした.
頭のキレイな三角点が脇にありました.
山頂は展望が利かない上で蒸し暑く,風も通らないので,先に進んだ.ここからは山頂の南から下に下るようについている径を取る.山頂から北西へ獣道がいくつかあって,はじめはこっちかな~と思いましたが,地形図で確認すると,北西の谷に落ちる小尾根で注意.
2に続く.