やまのぼり
北山師岳.大阪府交野市星田 弁財天山より.鉄塔のピーク.
星田丘陵
大阪府交野市星田
―磐船神社方面から北山師岳へ―
先月に東南部の山を歩きました.今回は北山師岳を往復しました.前回にどういうわけか行かなかった,南大谷山と東小松山・羽伏山も併せてまわりました.
神社の手前かえあ歩き始めました.
滝の横から入りました.先月と同じく炎天下の中の山歩きでした.
ここから尾根筋への道へ採る.
しばらくは谷沿いの道で,枝谷を詰めていくと,分岐になった.
ここからユリ道へ.前回とはことなり,風が通らないうえに藪蚊が纏わりていて,さっさと尾根筋への道へ進みました.
ここから尾根へ.
尾根の分岐.鉄塔の横を過ぎ,大谷山に着いた.
大谷山からひとまず南に延びる道を取った.急な真砂土の斜面を下る.乾いていても湿っていてもズルズル滑るので始末に悪い.
鞍部は切通になっていて,ここからかつては石切場から出た石材を運搬していたのかもしれない.
対岸も真砂土のズルズルの斜面でロープが設置されているものの,やや頼りなく,樹々に掴まって,登りました.真砂土でズルズルの斜面を過ぎて尾根を伝うと間もなく,南大谷山に着いた.
南大谷山.標高264.3m.展望のない山頂でした.南北に径が通っているため,時折,涼しい風が通る.少し休憩して次に向かう.
しばらく感じの良い径が続いた.
東小松山.標高267.8m.尾根上の小突起のような山頂でした.気づかず通り過ぎるところだった.
ここからしばらくは下り道になった.正面にこんもりとしたピークが見えて,近づいて,しばらく登ると,羽伏山に着いた.
羽伏山.標高284.2m.星田丘陵では一番高いピークらしい.山頂は西面が明るいが,展望は無かった.
ここからふたたび大谷山に戻ることになるのですが,元来た道を戻らず,踏割石山まで行って北東方に延びる小尾根から遊歩道にでました.
踏割石山.標高278.7m.2回目の山頂.ここから北東に延びる尾根に取りました.
はじめのうちは歩きやすい尾根でしたが,蜘蛛の巣だらけの道で,尾根を踏み外さないように下りました.
遊歩道分岐.
ここから遊歩道を大谷山の北にある鉄塔の分岐まで行きました.この日2度目の大谷山になりました.
大谷山.標高274m.明るい山頂で,樹々の間からゴルフ場のグリーンが見えていました.
大谷山から北山師岳への道標に従い,西に延びる尾根を下っていきました.
40mほど下ると水の流れる音がして,谷に出ました.
谷に降りて渡る地点.階段が設置されていて,慎重に昇降しました.対岸を登るときに揺れるため,ひやひやしました.
対岸に登ると,しばらく谷に沿って川下方面に進む.堰堤が出たところで,西の山から流入する小さな沢沿いの道になりました.
尾根に出ると分岐になりました.
ここはひとまず右に取って馬木の嶺を往復してきました.
馬木の嶺.標高250m.北の尾根に名前のついている峰が4つほどあるが,先に北山師岳方面に進みました.
尾根の分岐を直進ししばらく進むと,北西に鉄塔のある弁財天山に着いた.
弁財天山.標高260.2m.鉄塔のある北西側に展望がありました.ここでようやく今回の目的の北山師岳が望めた(冒頭の画像を参照).
ここからは明るい起伏のある尾根になりました.もともと炎天下の中のハイキングで,暑いことは承知していましたが,足元が真砂土なので,照り返しが強く,いつもの山行よりも,汗が噴き出た.
こんな尾根が続いた.
次の山頂は茨尾山.標高266.2m.ここも尾根上の突起のような山頂でした.階段に腰かけて水分補給しました.
尾根の樹々の間から鉄塔のある北山師岳が見えていました.白砂の真砂土の峰を越えた先が西茨尾山でした.
西茨尾山.標高257.5m.ここも尾根上の突起のような山頂でした.北山師岳の山頂が見え隠れしていました.
この先の尾根の分岐で北西方面の展望が,ぱっと開けました.
尾根上の分岐.ここを右に取り,北山師岳へ.
階段を上った上が北山師岳でした.
北山師岳.標高270m.このあたりの山にしては展望がありました.北摂の山並みが望め,ポンポン山から石堂ヶ岡方面が眺められました.
ここで日陰が少ないなか,休憩して往路を戻りました.弁財天山から大谷山間の登り返しが予想外にきつくて,この日3度目の大谷山で休憩しました.そこから,鉄塔の横を通って,小判嶺方面から遊歩道に抜けました.
小判嶺.標高244.3m.通り過ぎてしまいそうな山頂で,今回で2度目の山頂.ここから北西尾根を下った.途中に,ササヤブに突っ込み,しばらくして,遊歩道に出ました.
ベンチで休憩して駐車地まで戻りました.
今回の山行はこれで終了としました.
総歩行時間2時間35分でした.