やまのぼり
三草山.兵庫県加東市山口.三草コースの尾根上より.
三 草 山
兵庫県加東市(社町)三草
―山口登山口より―
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今年の春に加古川市の平荘湖周辺の山に行って以来,播磨の山に凝っています.先週は丹波篠山の高城山に行きました.国道372号沿いでもう一つ,展望のよさそうな山を道路地図で追っていったところ,三草山が国道近くから登れることを知りました.今回は三草山にしました.
山口登山口は国道に道標が出ているので,間違わず入れました.終点の昭和池の堰堤のそばに大きな駐車場があって,ここから現地案内図に沿って入りました.
駐車場のトイレの横にある現地案内板.そばに自販機もある.
自販機の裏にこんな花がありました.種名不明.
イバラの白い花が咲く,径を進むと採石場跡を横切るようにみちが付いていました.露頭に近寄ってみると,妙に青っぽい凝灰岩で一部に凝灰角礫岩もありました.
いばらの花.
山道入口の採石場跡.
採石場跡にある凝灰岩.妙に青っぽい.
採石場跡を北から回り込むように道が付いていました.
しばらくすると峠で三草コースと古道コースとの分岐になりました.頂上へ直接いくような感じの三草コースは踏み跡がはっきりしていて,人も多そうなので,直進の古道コースを取りました.
池の北縁の岩の横に付いた狭い歩道を進むと,谷沿いの道になりました.
尾根の山腹をだらだらとした登りが続く道でした.
道のそばの展望地より昭和池.
ここで炭焼窯跡コースを取りました.
踏み跡はもっと細くなりましたが,静かな山歩きになりました.
炭焼窯跡古道コースを取る.
分岐から少し進むと尾根の鞍部に出ました.ここから,一旦谷に沿って下り気味の道になりました.
シダヤブの道.
谷沿いの道になって,向かって右側に炭焼窯の跡がありました.近くに木炭の原料となったと思われるクヌギの木が何本かありました.
そばに流れる谷.水があれば渓流瀑のようになっていそうですが,今回は全く水がありませんでした.
その上にもう一基炭焼窯跡がありました.
さらにその上にもう一つ炭焼窯跡がありました.
これ以上うえのほうには炭焼窯跡はありませんでした.コンターが詰まっていて,急坂になりゼイゼイいわしながら,登っていくと,鞍部にでました.
鞍部の分岐.
2に続く.