たきめぐり
梅谷不動の滝
京都府福知山市梅谷
竜涎の滝の帰りに寄りました.昨年末ごろに9号線を走っていると沿道に幟が建っていて,気になっていました.その後は滝に至る道の橋が工事していて通れず,ようやく寄ることができました.
参道?入口の道標.
道標の指示通りに進むと初めの谷にも標識があって,山陰線のガード下を潜って谷の先を伺っていました.遠くから轟音が近づいてきて,音が一気に大きくなったところで,頭上を特急が通りすぎていきました.
とっさに撮影したので,ちょっとぼけてしまいました.
分岐の道標まで戻り,田んぼの畔道のようなところを進みました.
分岐の道標.
山陰線と牧川との間のわずかな部分を通り2つ目の谷にありました.右上の鉄柱は山陰本線の鉄柱.
このガード下を潜る.橋の下は暗く,足元もおぼつかない.
薄暗い橋の下を抜けると,正面奥に石塔が見え,その間のわずかな谷間に滝が見えました.
滝標とお不動さん.
上の方に注連縄で結界が張ってありましたが,上の滝だけが対象なのかははっきりしませんでした.全体像を拝もうと,東岸の上の方から径を登りました.そして,何とか全体をとらえることができました.
梅谷不動の滝.5段の段瀑になっていました.落差は全部で5mくらいか.水量が少なかったので迫力はありませんでしたが,いい感じの苔むした滝でした.
注連縄のある滝の上の方.
この後,滝を辞して帰途に就きました.谷の入り口で滑って尻もちを搗きました.足元を見ると緑色岩の系統で,一部に緑簾石や緑泥石の脈になったような石がありました.帰ってから地質図を眺めていると,夜久野岩類の分布域でした.
以下は,梅谷不動の滝のルートマップです.いつも通りペイントを使用してフリーハンドで描いているため縮尺は無視しています.参考程度に.
はじめの道標のところが少し広いのでここに駐車可能.道標のところより滝へは片道約8分でした.