やまのぼり
八川山
京都府福知山市三和町
先週くらいから京都府の鉱山の一覧を掲載しています.丹波帯西部の鉱床は文献上の名称だけで,探索をほとんどやっていないため,手始めに運動不足の解消もあって,鹿倉山に行くとこにしました.その少し前に兜山に行きましたが,山頂手前のユリ道までで,これ以上上がってもマンガン気が無いので,下山しました.そのあとに鹿倉山方面に行きました.
現在通れる道は2コースのようですが,神社の上を直登したのでは面白く無いので,手前にある八川山をピストンしました.狼谷の渓谷は大水で荒れて通れないような感じでしたが,天候もあまりよくなかったので,八川山だけピストンすることにしました.
車止めからの八川山方面.正面は手前にある399m独標.
堰堤のところから鉤掛峠の道に入りました.
すぐ上の植林の中で分岐となりました.
右手をとり,堰堤に沿って登っていきました.
ここから荒れていて,滝がありそうな雰囲気が出てきました.
滝.大岩の横を滑るようにありました.落差は2m内外でした.
この滝の上あたりで二股となって,道は消え,踏み跡がありそうな斜面を探して,本流から外れないように詰めていきました.
滝.北岸についている道が頼りなく,滑りそうなので,正面に見える滝を直登しました.落差は上下2段で4mくらいで本流の渓流瀑の中では大きい.苔で滑らないように注意して登りました.
これより上流の徐々に水量がなくなり,伏流水になって,谷をそのまま詰めていきました.
谷の源頭付近.落ち葉だらけでよく滑る.やがて鉤掛地蔵の前に出ました.
鉤掛地蔵.八川山までは地蔵尊背後の道を取りました.
八川山南尾根の岩の上から鹿倉山北峰.
八川山山頂.ピークは2つあって,北の峰が若干高かった.山頂を示すプレートもなく,静かな山頂でした.展望は南の峰にある岩の上から福知山方面が望めました.
南の峰の山頂.画像の奥の方に大岩が見え,この岩の上から展望があった.
展望のある岩.
ふたたび地蔵尊の前まで戻ってきたところで,時雨てきて下山しました.
今回の山行はこれで終わりです.